私のやっている古武術では、「丹田(たんでん)」という言葉は使いません。「丹田」というものを意識すると居着いた動き、重い動きというものになってしまうからです。
居着いた体では刃物で襲ってくる相手に対処出来ません。いくら「丹田」が強くても刃物は弾き飛ばせないですよね。恐らく「丹田」という言葉が出来たのは、明治以降ではないかと思います。
この「丹田」は、無用の長物と長い間思っていましたが、最近来院される人の姿勢を観て、思わず「丹田に氣を込めて」・・・というようなことを言いたくなります。
あまりにも姿勢が悪く、腰抜け姿勢になっている方が目立ちます。この「腰抜け」という言葉は江戸時代の武士にとっては最低の侮辱言葉で、この言葉を使うと大変なことになったそうです。
今、「腰抜け」と言われてもあまりピンと来ない人がほとんどだと思います。平和な時代で良かったかもしれません。
「丹田」の場所は体の正中線上で臍の下3寸の場所にあり、その場所は体の中心で、そこが充実していると姿勢や気力が良くなります。
「丹田」は、硬くてもダメで柔すぎてもダメです。ゴム鞠のような弾力があると良いです。座っているときに、そこに意識を置いて、ちょっと深呼吸してみてください。
杉並区西荻窪の整体・木村均整院
居着いた体では刃物で襲ってくる相手に対処出来ません。いくら「丹田」が強くても刃物は弾き飛ばせないですよね。恐らく「丹田」という言葉が出来たのは、明治以降ではないかと思います。
この「丹田」は、無用の長物と長い間思っていましたが、最近来院される人の姿勢を観て、思わず「丹田に氣を込めて」・・・というようなことを言いたくなります。
あまりにも姿勢が悪く、腰抜け姿勢になっている方が目立ちます。この「腰抜け」という言葉は江戸時代の武士にとっては最低の侮辱言葉で、この言葉を使うと大変なことになったそうです。
今、「腰抜け」と言われてもあまりピンと来ない人がほとんどだと思います。平和な時代で良かったかもしれません。
「丹田」の場所は体の正中線上で臍の下3寸の場所にあり、その場所は体の中心で、そこが充実していると姿勢や気力が良くなります。
「丹田」は、硬くてもダメで柔すぎてもダメです。ゴム鞠のような弾力があると良いです。座っているときに、そこに意識を置いて、ちょっと深呼吸してみてください。
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