西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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良い暗示、悪い暗示

2009年01月30日 | 健康
 50代の女性で肩関節周囲炎、いわゆる50肩の女性が昨年から来院されています。肩の不調は9年前から続いていたそうです。病院では石灰があるので「安静に」と言われ、シップをし、痛みが酷いときにはステロイド系の注射で凌いで来たそうです。

 また、別に40代の男性で腰椎ヘルニアと病院で診断された方が先日来院しました。この方もヘルニアだから「安静に」と言われて10年くらい経つそうです。その間、痛みが酷くなるとシップを貼って寝ているだけだそうです。

 どちらも病院で立派な病名をもらい、悪くなるといけないから「安静に」ということを言われ続けて長い間、素直に安静にしていたそうですが、一向に改善しません。

 やっとの思い?で来院されましたが、2人とも短期間でかなり改善しました。人間の身体はみんな、自らが持つ自然治癒力で改善します。「安静に」と言われて冷やしたり、注射したりしても、その場限りの痛みを取るだけです。否、痛みを取るというより、痛みを感じなくすると言った方が正確です。

 「安静に」という暗示をかけられて、動かさなかったら筋力はドンドン衰えていきます。急性期等の場合によっては動かさない方が良い場合もありますが、10年は長過ぎます。

 均整のある先生は、施術後に必ず「良くなるよ」という言葉をかけます。それが暗示のようになっているそうです。

 同じ暗示なら「良くなるよ」と良い暗示にかかりたいですね。

     杉並区西荻窪の整体・木村均整院

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