今日のころころこころ

2017・1・10 横浜の現存関東大震災復興橋梁・長者橋

かつてはお屋敷が建ち並び、第二次世界大戦後は売春宿が軒を連ね、今は若手アーティストが集う大岡川沿いの街。
長者橋。

今の長者橋付近の護岸は憩いの場。



長谷川伸の碑があったりなんかもする。


関東大震災で壊滅状態になった橋は、復興事業で国施工37橋・市施工141橋が新築・改築・修築された。現存するのは約40橋。長者橋は国施工の幹線第七號。




横浜震災復興誌によれば。
位置・長者町九丁目日之出町一丁目間
橋種・鐵筋混擬土拱橋
斜度及舗装・七十八度:車・切石:歩・膠泥
長・27m
幅・21.8m:車16.6m:歩2-2.6m
面積・589㎡
施工期・起工昭和二年五月:竣工昭和三年
總工費・100.653円
とある。

施工業者は池田組だったようだ。

親柱の意匠は当時のままなのかな。刀形の灯具がシャープ。




この橋はひと際素敵なんだな。


PS
この橋の竣工は、よくわかんない!
横浜震災復興誌によれば昭和3年4月
親柱には昭和3年1月
橋側面のプレートは昭和3年2月
です。






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