ブロ友・京都にいさま情報で、長野市立図書館のロトウザクラが長野市で一番早く咲く桜と知った。ありがとうございます!
用事を済ませて長野市立図書館へ。
これが魯桃桜!
綺麗だな。
桜というけど桃の仲間。モモ亜属で和名はノモモあるいはハヤザキモモ。
今の長野市立図書館が建つ場所にはかつて長野県立図書館があった。
旧長野県立図書館の庭に魯桃桜が植えられたのは昭和8年のことだったそうな。
当時の乙部泉三郎館長が植物学の小山海太郎博士と相談して、当時の桜井村(現・佐久市桜井)の桜井尋常高等小学校の中庭にあった珍しい桜の木の接穂を取り寄せ、埼玉で接木してもらい、それを植えたという。
良く育ったようで、厳しい冬の長野で一番に咲く「図書館の桜」として有名になったそうな。
で。
実はこの時点でこの桜は名無しさんだったのだ。
小山博士が現地調査に行ったところ、日露戦争に行った軍人が凱旋記念に持ち帰ったらしいとの伝承をキャッチして、魯西亜から魯桃桜(ロトウザクラ)との名前になったという。
白い花のも魯桃桜の変化球なのかな?
傾き始めた午後の日差しに揺れる。
お!野外彫刻あった。
「端象」:橋本正司:1985年(昭和60年):第13回長野市野外彫刻賞受賞作品。
木が枝を広げていくようだ。
見る角度で表情が変わる。
入口のところにもあったのだけど、こちらはキャプション無しで館員さんに聞いても不明。
図書館から八幡屋礒五郎さんへ。
今日駐車場にとまっていたのは普通の営業車だった。
17時くらいまでには大半の店が閉まる門前町。
明日は家に帰ろう。