今日はのんびりと銀座。
資生堂ギャラリーさんでは「第13回 shiseido art egg 小林清乃展」。
この展覧会は資生堂が新進アーティストを応援する公募プログラムで、今回は3人が選ばれた。今村文・小林清乃・遠藤薫の3氏。
なんとなく銀座方面へ足が向かないうちに今村氏の展覧会は終わり、8月2日~8月25日まで小林氏で8月30日~9月22日まで遠藤氏の展覧会。
レストランは長蛇の列。
ギャラリーは地下。
小林清乃氏の今回の作品は「Polyphony1945」。インスタレーション作品。
1945年3月から約1年間にわたり、東京の女学校を卒業したばかりの主に7人の女性たちによって書かれた、あるひとりの同級生宛に書かれた手紙のテキストを現代の同世代の女優たちの声を通して今の空間に登場させている。
1945年3月の卒業から8月の敗戦そして突然やってきた戦後。
戦中から戦後への大きな意識の変化の流れと物理的な現実。
戦前の美しい日本語。
平均律クラヴィア第13番BWV858が流れる。
手紙に書かれたように皆で再会できたのかな?