今日は快晴。
第8回横浜トリエンナーレ。
今回のテーマは「野草:いま、ここで生きてる」。
環境破壊や戦争や経済格差や不寛容などの多くの問題を抱えながら、野草のようにもろく無防備でありながら、しかしこうした状況をたくましく生き抜こうとするひとりひとりに目を向ける。
会期は3月15日~6月9日。
会場は、横浜美術館をメインとして、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路。
この展覧会は、7章から構成される。
旧第一銀行横浜支店とBankART KAIKOは「すべての河」。
横浜美術館は、「密林の火」、「わたしの解放」、「鏡との対話」、「流れと岩」「苦悶の象徴」「いま、ここで生きている」の6章。
横浜美術館。
今現在の姿を映し出すものとして過去の歴史をとらえる「密林の火」。
「わたしの解放」。
「わたしの解放」は、1972年刊行の富山妙子の「わたしの解放 辺境と底辺の旅」に由来する。
丹羽良徳はウィーン在住。
資本主義の論理を大げさに強調しつつも、自分も市場経済にうまく組み込まれていることもわかってる。個人と国家の関係は国の秩序と利益を守ることを前提に結ばれていることもわかっている。
そこにわたしの解放はありえるのかと問う。
你哥影視社。
2018年に台湾は新北市にある寮で100人以上のベトナム人女性労働者がストライキを起こし、その様子がインターネットを通じて世界中に拡散されたことに着想を得た。
台湾は国際的にもイメージが良い国だけど、どの国も繁栄には理由がある。
「わたしの解放」。
展示室の前にはスーザン・チャンチオロ。