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今日のころころこころ

2023・5・7 銀座・ポーラミュージアムアネックス「西島雄志 瑞祥Zui-shou時の連なり」

今日は止むことなく雨が降り続く。
ポーラミュージアムアネックス。

「西島雄志 瑞祥Zui-shou時の連なり」。
会期は4月28日~6月4日。
八咫烏が出迎えてくれる。

そして真っ暗な空間を八咫烏が導いてくれる。
西島の言葉と共に。
ー八咫烏は導きの神
 どこに向かうのかは自分次第で決まっている
 どの瞬間も自ら選んでいる
 誰の中にも八咫烏は存在するー

八咫烏が導いてくれた先に光が散らばる。
龍?
龍だ。
龍が瑞祥を寿ぐ。
ー良いことの起こる前触れ
 いつもどこにも既にあるもの
 希望に焦点を当てることで視界が開ける
 自らの感覚が未来を決めるー





そして真神。



ー真神はニホンオオカミが神格化したもの
 真実を見極める神
 自分の目で、肌で、感覚で、真実を見極め、
 その先の行き先を導いていきたい
 未来は自分の感覚で導くー

彫刻家・西島雄志は、銅線を渦状に巻いたパーツをつなげてモチーフを形づくる。
どんな場所にいても寸暇を惜しんでひらすらに銅線を巻く。
空間に満たされたものを感じ取り形を与えてみるという。与えられた形から空間を再構成するという。光を通して感じとる形により「気配」を視覚化しているという。
そして近年は、「神」とは人が感じ取る「第六感」の別名ではないかと考えているという。
瑞祥か。
この雨が止んだらきっと明るい兆しが見えてるに違いない。
凹んでしまった私の心にも。






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