昨日は上野の森美術館と上野東照宮ぼたん苑に寄り道しながらトーハクへ。
正門前には真生流家元による迎え花が新春を寿ぐ。
表慶館へ。
ユネスコ無形文化遺産特別展「体感!日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-」。
会期は1月7日~3月13日。
この展覧会は、「日本博」と「日本の美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』」の一環として本当は2020年3月開催予定だった。二回目の東京オリンピックも視野に入れて、縄文から現代に至るまでの日本の美を国内外に発信するプロジェクトの一環だった。
でも私は実はこのユネスコ無形文化遺産をよくわかってないのだった。
2003年10月にユネスコ総会で「無形文化遺産保護条約」を採択。
2006年4月に条約発効。
日本は2004年6月に条約締結。
2008年~2020年までに日本では22が登録され、1が提案中。
今回の表慶館は、2008年登録の歌舞伎・文楽・能楽、2009年登録の雅楽、2010年登録の組踊を展示する。
詳しい解説付きの展示の他に、それぞれに公演記録映像が上演されている。
歌舞伎。
表慶館そのものが文化財。やはり伝統芸能の展示が似合う。
文楽。
能楽。
組踊。
そして雅楽。
日本人なのに日本の伝統芸能をよくわかってないというのは情けないものであるなと反省。
特に今回の展示の伝統芸能は、正装あるいは盛装してそれぞれに御贔屓筋やらがいてそれぞれのルールでそれぞれに畏まって拝見するようなイメージで、つい遠のく。
ま。
他のユネスコ無形文化遺産も意識においておくのだ。
そうすれば機会は必ず来るものなのだ。