無知の知

ほたるぶくろの日記

鳥展 ーリベンジー

2025-02-07 20:27:31 | 日記
日曜日、小雨の降る中、鳥展へ。

前回は色々事情があって、インフルエンザの熱が下がってすぐだったのにも関わらず出かけたのでした。
もちろん、ヘロヘロ状態。

展示は興味深くも、体力が追いつかず。
途中で端折ってしまって残念だったので、今回リベンジしました。

まずはフルに羽を広げた孔雀さんがお出迎え!


この剥製はよくできていますし、美しい。

今回の鳥展、ゲノム科学の成果が過去の形態による分類を検証し、
あるものは訂正され、あるものは正しいことを証明した、という成果の発表。
また、鳥類が恐竜の末裔で起源の古い動物であり、それにもかかわらず、絶滅の危機に瀕している種類が如何に多くあるか、という事実のプロモーションでもあります。

へえー と思ったのは、フクロウとワシなどの猛禽類が近縁であり、恐竜からの進化の過程のごく初期に分岐し、その後フクロウと猛禽類が分離した、
ということ。

形態学的には骨格の特徴からその分岐が提唱されていたらしい。
ただ、現状のあまりの違いからとても近縁であったとはいえないし。。。
ということだったのがまさに「近縁種」だったことが証明されたそう。

あとはもう


オウギバトさんの美しさや、ペンギンの祖先の人間の大人ほどの大きな鳥、
ダチョウの大きさなどにシンプルに驚きました。

そして


この上の羽根の並びは「トキ」の風切羽です。
この羽根の色の美しさから乱獲され、朱鷺は絶滅してしまった。。

下の漫画も面白い話題です。
ササゴイは「釣り」をするんです。
羽毛や木の葉のかけらなど「擬似餌」を使って!

などなど、、生き物は本当に素晴らしく面白いです。

とてもシンプルな感動を味わってきました。
24日までだったと思います。

よろしければぜひ。





変化していくこと

2025-02-02 18:22:36 | 日記
節分です。

この1月はインフルエンザとその後の気管支炎、食欲不振との戦いで終わってしまいました。。

今日は雨も降って湿度も上がり、気管支炎はだいぶん治まってきました。
おそらくは免疫系のある種のサイトカインのせいだと思いますが、
食欲不振もだいぶんよくなりました。

食べること(食欲)は本当に大事。

目の前に食べるものがあっても食べられない。
若い時には考えられないことでしたが、そういうことが起こります。

ここ数年で見送った故人が二人とも最後は食べられなくなって、
衰弱して、、という経過だったのですが、
ほとんどそれをトレースするような日々でした。
かなりひどくて、さっぱりした出汁のきいたおかゆもダメで、
子供が結構心配していました。

動物も具合が悪くなりますと背中を丸めてよろよろと歩きますが、
私もまさにそんな感じで家の中を移動していました。

(今回の会議場で使ったホテルのエレベーター、レトロです。)


今回食欲不振のブレイクスルーはチャーハンでした。
近くにある町中華の「あのチャーハン」。
あれで一気に食欲の色彩が戻ってきました。

それから自分で作った「麻婆豆腐」。
チキンライス。ケチャップがとても好ましく。

先週はまるまる出張が決まっていましたので、
その前の週は食に注意を集中していました。

そういえばフルーツジュースも結構いけました。
あのフルーツの香りが好ましかった。

何のかんの言っても食べられるうちが「はな」です。

目の前の食事に全く手が出ない辛さ、怖いです。。
今日も朝からいろいろ美味しくいただきました。
食べられることに、感謝です。




梅田ダンジョン

2025-02-01 08:21:04 | 日記
今週はずっと出張でした。

数ヶ所へ行っていたのですが、印象深かったのは大阪梅田。

昨年夏に行った時は工事中だらけで、地下通路もあちこち封鎖されていました。
今は地下通路の封鎖部分もなくなって、だいぶん見晴らしもよく、
すっきりした印象。
万博も近いですからね。

駅の西側へ行く地下通路1
駅の西側へ行く地下通路2(さらに西)

駅西側方向はすっきりした印象。
オフィス街だな、と思います。
ほぼ東京駅地下、丸の内口と似たような感じ。

一方、駅の東側へ行く通路は人も多いし、店(主に飲食店)も多い。
八重洲口の感じですかね。
(人があまりに多いので写真はやめておきました。)

万博を目前にして、駅の改札でも顔パスなどの実証実験が行われているらしい。
私は宿泊場所と仕事場の行き来しかないので実験を見聞できず。

大阪へは新幹線で新大阪。
大阪梅田へ行くのにJR, 地下鉄、阪神、阪急。
今回地下鉄御堂筋線を使ったら、出口のチョイスが悪かったようで、
梅田の地下通路へ入るのにえらく遠周りする羽目に。

梅田地下街を歩いていたら後ろの若い二人組が、
「梅田ダンジョン、て言われてんだよ、ここ」
「すげーな」

いや、梅田は地下だけでなくて地上もダンジョンでしょ。

(おまけ、岡本太郎さんの太陽の塔は今も万博記念公園で輝いていました。)




脳科学の社会実装

2025-01-26 14:43:34 | 日記
福岡や長野の事件は本当に痛ましい。
京都アニの事件もそうでした。

いや例を上げ始めればキリがない。

ところで、春は精神疾患が悪化しやすい。
環境的な変化の問題(学校、会社など)
そして、気温が上がったり陽光が強くなったりという自然条件が
ストレスと身体的な代謝の変化をもたらし、精神の不安定を起こす。

最近の脳神経科学の進展を見ていると、
近いうちにこの辺りのメカニズムがかなり明確になるのではないか、
と期待される。

メカニズムがわかると「治療」が可能になる。



ただ、その「治療」は「人格の改変」を起こすものです。
医療倫理的には議論が必要でしょう。

とはいえ、自傷他害の恐れのある状況を「放っておく」ことは
社会倫理的にどうなのでしょうか。


生命科学の特に発生に関わる部分、遺伝子改変、そして脳医科学的な介入
はかなり微妙な時期に入っています。
しかし、研究を進めてきたアカデミアはこの「成果」の「社会実装」について議論することは避けられないでしょう。

積極的に参加し、治療は結果として何をもたらすのかを明確にし、社会への議論材料を提供していただきたい。

今回のような『犯罪』をどうにか防いでいかなくてはなりません。
(「人道的」に。)






派閥づくり?

2025-01-25 18:36:52 | 日記
これは子供の話。

昨年春から無事に社会人になっているのですが、
三年目の先輩社員k(女性)を中心とする派閥から強烈な勧誘を受けている模様。

その派閥がほとんど「教団」の様相。
kさんがとても「面倒見の良い先輩」だと熱烈に崇拝されているそう。
子供と同期の子も何人かが信者だそうで、
同期の飲み会でのやり取りを聞くと、ちょっと鳥肌がたつ。

現代っ子でもそういう教団、というか派閥というか
教祖ー信者 集団にハマるんですね。



最近は宅の子供へのアプローチが激しいらしい。

なんと昨日は
「〇〇の会に来たらハーゲンダッツ1!」
とか
「二回来たらランチ一回!」
(うちのは食いしん坊なので。。。)
と(文字通りの)餌をぶらぶらさせてのお誘いがあったそう。

「先輩だからまあそれなりの受け答えするけど
それにしても猫でも釣るみたいなのってどうよ!?
(ぷんぷん)」

と叫んでいました。

教団活動してないで、しっかり仕事してほしい。
仕事場でのコミュニケーションは仕事の円滑な遂行のため。

このkさん、どうも人事からも目をつけられている、との話なので
そのうちには。。。かもしれない。

ちょっとおばさん(おばあさん)は悲しい。。