今日のころころこころ

2019・2・18 横浜の野外彫刻 弁天橋親柱 関根伸夫

神奈川県立歴史博物館と損保ジャパン日本興亜横浜馬車道ビルの間の細い道は弁天通り。





建築が着々と進む横浜市役所新庁舎が正面に見えてくる。

新橋~横浜間鉄道が開業したのは明治5年(1872年)。当時の横浜駅は今の桜木町駅だった。
当時の横浜の中心地といえば本町通りと弁天通り。今は想像することすらできないけどその当時の弁天通りは本町通りと並んで貿易商・宝石商などが軒を連ねていたという。
弁天通りの先に架かる橋が弁天橋。



横浜駅(現桜木町駅)と本町通り・弁天通りの間には大岡川がありそこに架けられた橋。
鉄道開業を意識してかどうかはわからないけど、明治2年(1869年)に架けられた時は木造で近道のためだったそうな。
その後の鉄道開業で交通量が爆発的に増大し、明治6年(1873年)から改築を繰り返し明治41年(1908年)に木橋からプレートガーター橋に架け替えられた。関東大震災では落橋はしなかったけど損傷し昭和3年(1928年)に改修工事が終わりその後も頑張ったけど、昭和51年(1976年)に架け替えられた。



通常の親柱は同じ意匠なのだけど、この弁天橋の親柱は4本それぞれに意匠が違う。
「未来に向かう帆」:関根伸夫:黒御影石:1976年。











何気に贅沢な楽しみ。


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