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今日のころころこころ

2019・10・30 東京の几号水準点 文京区・宗慶寺。小石川植物園はほんの少し秋。

東京に残る高低几号標。
今日は小石川界隈をたずねた。
まずは浄土宗吉水山宗慶寺さまへ。
スマホのナビで東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅から播磨坂。




桜の名所なれど紅葉はまだで中途半端。

播磨坂を少し外れて宗慶寺さま。


このお寺は、浄土宗第7代了誉が1415年(応永22年)に小石川極楽水で小さな草庵を建てたところから始まるという。当時は無量山寿経寺と称した。
200年後に徳川家康生母於大の方が亡くなり今の伝通院に葬られ、寿経寺が菩提寺だったところから、庵が伝通院に移されたらしい。
さらにその後、家康6男松平忠輝の生母茶阿局の墓所となりそれを機に吉水山朝覚院宗慶寺となったそうな。

高低几号標は極楽水の碑の台座部分にあるようだ。
しかしながら、がっつりと埋まっている。
まさかお寺に無断で掘るわけにはいかない。
こんな趣味の用事でわざわざもなんだし。
ま。この記念碑がある限りはあるであろう。
それにしても、この極楽水とはなんだったのだろう。今では想像もできないけど、綺麗な水がこんこんと湧いていたのかな?

坂を下れば小石川植物園だから寄ることにした。



今はホトトギスが咲いているようだ。
それにしても、秋の風景じゃないなぁ。

ニュートンのリンゴ。

メンデルのブドウ。


イロハモミジは青々と。
工事中だった温室は11月にオープンする。これで入園料は100円値上がり(^^;

日差しは少し秋っぽい。

でもカリンはたわわに実り落下する。

植物園からはいかなるものでも持ち出しは禁止されている。
リックに入れたいこの誘惑に勝たねば(^^;

小石川分館から出よう。
カラスウリがあった。



しかしなんつーことだ。
今日は分館休館日。すなわち出られない。
また正門へと引き返す。汗が流れる。明後日から11月なんだよなぁ。。



コメント一覧

kinntilyann
さおぺんちゃんこんばんは〜(^^)/
どれもこれもあんまし風情がないから画像アップしてないけど、養生所の井戸が残ってるよ(^^)v
青木昆陽先生のサツマイモの記念碑もあるよ(^^)v
薬草保存園もあるよ(^^)v
柴田記念館もあるよ(^^)v
来館者観察するに、人気スポットはやっぱり井戸だわ。
徳川幕府は江戸の南と北に薬草園をつくったのよ。
南を麻布から小石川に移して、薬草園に養生所をつくったのよ。
今の役割は教育と研究かな。
でも歩いていると色々と面白い(^^)v
hayane-hayaoki
小石川植物園とは、鬼平犯科帳などを読むと出てくる小石川療養所の跡地なんでしょうか。もともと薬草園かなんかだったような。東京は江戸に通じていて素敵だなぁ。
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