東京に残る高低几号標。
今日は小石川界隈をたずねた。
まずは浄土宗吉水山宗慶寺さまへ。
スマホのナビで東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅から播磨坂。
桜の名所なれど紅葉はまだで中途半端。
播磨坂を少し外れて宗慶寺さま。
このお寺は、浄土宗第7代了誉が1415年(応永22年)に小石川極楽水で小さな草庵を建てたところから始まるという。当時は無量山寿経寺と称した。
200年後に徳川家康生母於大の方が亡くなり今の伝通院に葬られ、寿経寺が菩提寺だったところから、庵が伝通院に移されたらしい。
さらにその後、家康6男松平忠輝の生母茶阿局の墓所となりそれを機に吉水山朝覚院宗慶寺となったそうな。
高低几号標は極楽水の碑の台座部分にあるようだ。
しかしながら、がっつりと埋まっている。
まさかお寺に無断で掘るわけにはいかない。
こんな趣味の用事でわざわざもなんだし。
ま。この記念碑がある限りはあるであろう。
それにしても、この極楽水とはなんだったのだろう。今では想像もできないけど、綺麗な水がこんこんと湧いていたのかな?
坂を下れば小石川植物園だから寄ることにした。
今はホトトギスが咲いているようだ。
それにしても、秋の風景じゃないなぁ。
ニュートンのリンゴ。
メンデルのブドウ。
イロハモミジは青々と。
工事中だった温室は11月にオープンする。これで入園料は100円値上がり(^^;
日差しは少し秋っぽい。
でもカリンはたわわに実り落下する。
植物園からはいかなるものでも持ち出しは禁止されている。
リックに入れたいこの誘惑に勝たねば(^^;
小石川分館から出よう。
カラスウリがあった。
しかしなんつーことだ。
今日は分館休館日。すなわち出られない。
また正門へと引き返す。汗が流れる。明後日から11月なんだよなぁ。。