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今日のころころこころ

2016・7・29おばさんぽ 横浜市認定歴史的建造物・旧清水製糸場本館(天王森泉館)

おもいっきし夏!
今日は泉区に行くことにした。
横浜市認定歴史的建造物「旧清水製糸場本館(天王森泉館)」。
所在地・泉区和泉町300(天王森泉公園内)
構造規模・木造2階
建築年代・明治44年頃
設計施工・不明
こんな公園あったんだ・・・の公園のひとつ。グーグルマップで検索。
様々なルートがあるようだが、小田急湘南台駅下車。
かな中バス湘27に乗る。

本数が少ないのに若い人ばかりたくさん乗ると思ったら、横浜薬科大学という大学があるようだ。
横浜薬科大学?俣野公園??

終点ドリームハイツ到着。大きな団地だな。

スマホのナビで団地を抜けて歩き出す。
だんだんと農村風景になってくる。
あそこの分岐を左か。お!石の神様。


突き当たりが天王森泉公園だった!


スズメバチ注意の看板はあるが、心地よい夏の風が吹き上がってくる。この公園もボランティアさんたちが活躍しておられる感じだな。
旧清水製糸場本館(天王森泉館)。

パンフによれば。
今の場所から500mほど北に離れた所に明治44年5月に清水製糸場本館として建設。昭和6年頃に本館の左半分が今の場所に移築され個人住宅として利用。その後横浜市が買い上げ平成9年に公園整備と同時に再現された。そうな。
皇室が最後の養蚕農家になるとまで揶揄される日本国の養蚕であるが、今のオサレなハマはもとより今の日本国の基礎をつくったのは養蚕に他ならない。
群馬県の富岡製糸場ばかりが有名であるが、神奈川県にも多数の製糸場があった。当時、神奈川県には45社あり、この清水は5番目の規模だったという。和泉川沿いには8社あり、横浜市内最古の持田製糸場があったという。
今は、ボランティアさんたちが中心になって公園整備と様々なイベントで維持管理盛り上げておられる自然公園。
帳場を上がれば、大正期の日本家屋。





なんにもなければ二階ってこんなにも眺めがよかったんだ。








外に出てみれば、ボランティアさんが「スーパー竹とんぼ」の調整に余念がない。

夏休み向けのイベントと思いきや、そうでもないらしい。今は夏休みだが、普段でも放課後になると近所の子供たちが三々五々にどこからともなく集まってきて、けっきょくオジサン以上オジイサン未満たちは張り切ってしまうようだ。この付近の子供たちは幸せだな。

この建物が元あった場所に行ってみることにした。あそこだったんだな。。
アロエ農家のオジサマに言わせれば、津久井から売られてきた女工さんが悲惨な生活を送っていたという。
工場はあっちか。

でもなぁ・・・
亡き伯父は富岡通いをしていて、また女工哀史ですか!と水沢うどんのお礼メールを送れば、文面は冷静だけど内心は激怒のお返事だった。
当時の富岡の女工さんたちの給料明細が添付ファイルで来たときには、さすがに脱帽した。確かに、少なくとも富岡の女工さんたちは、今で言うところの最先端を行く経済的に自立したバリキャリだった!
さてさてどっちが正しいんだろうか?学者の綿密な調査か?アロエ農家のオッチャンの伝え聞きか?
所によりけり・・解釈によりけり・・・かな・・・・・
私があちらに行ったら伯父さんからまた説教くらいそうだなぁ(^^;
でも、こうして能天気に散歩していられる自分を彼女たちに感謝せねばならぬは、同じだ。

さてさて帰ろう。来た道をひき返す。

















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