今日のころころこころ

2016・6・10 おばさんぽ 三渓園ってテーマパークの先駆けだったんじゃないのかな?

昨日は空手の稽古に行って、明日からは5連勤務。もとの生活パターン。
今日は久々に横浜の野外彫刻と思って出かけたが、横浜市営地下鉄・市営バス共通一日乗車券を買って、ふと思った。そういえば、何十年も横浜市民しているのに三渓園に一度も行ったことがなかったな。あれ?なんでだろう??
まずは三渓園に行ってみることにした。。
桜木町駅から本牧車庫行きのバスに乗る。


20個ほどのバス停を通過して、本牧三渓園前バス停下車。

看板がバスから見えていたから特に迷うこともなく歩き出す。

おや!たわし神社様!


本牧といえば埠頭。横浜港最大の埠頭。でも、三渓園周辺は静かなたたずまい。。

500円の入場券自販機で買って入る。

花菖蒲がきれいだなぁ。


ここは、明治末期~大正にかけて製糸・生糸貿易で巨万の富を成した横浜の実業家・原三渓が造り上げた広大な日本庭園。2007年に国指定名勝になっている。
原三渓は、岐阜の生まれ。現早稲田大学で政治経済を学んだ後に女学校の教鞭をとり、横浜の実業家・原善三郎の孫娘を結婚し原家に入った。そうな。
義祖父の善三郎も立志伝中の実業家であったが三渓もその財を食いつぶすことなく更に発展させたは、三渓を孫娘の婿に迎え入れた善三郎の慧眼のたまものであった。善三郎さんは優れた実業家だったんだなぁ。。。
園内は、重要文化財ばかり!
園内は、原家が私庭として使用していた内苑と明治39年に無料で一般公開された外苑にわかれている。
まずは内苑。
御門という京都東山西方寺から移築された医薬門をくぐる。

臨春閣。


旧天瑞寺寿塔覆堂。


月華殿。


天授院。

聴秋閣。





春草蘆。



おまけに古墳!

内苑でへたばって外苑に行く前に一服。あじさいもへたばり気味。梅雨なんかどこへやら。暑いんだもん(^^;
三渓記念館に入る。
茶席・望塔亭さんは、目の前でお手前(^^♪本日は裏千家でした。


元気になって、外苑。


旧燈明寺三重塔。

旧燈明寺本堂。

旧矢箆原家住宅。
旧東慶寺仏殿。


重要文化財だけでもこのボリューム。他にも多数ある!
それにしても・・・
なんで三渓さんはこんなにも日本家屋をコレクションしたんだろうか???
なにもかも手に入って、もう他にコレクションするものがなかったんかなぁ???
それでもって、惜しげもなく無料で公開してるんだよなぁ・・・
かといって・・・
コレクションを見せるばかりでなく、散策途上にいくつかの茶屋もあったようだ。


今でも何箇所も食事処がある・・・
今の感覚だと渋い日本庭園だが、三渓さんが無料公開した頃はどうだったのかな???
かしこまって拝見するというよりは、もしかして、行楽地だったんじゃないかな???
そう。テーマパーク!!!
・・・
絹は蚕が紡ぐ。蚕を飼うのは大変な重労働である・・・
己の富の源泉がよくよくにわかっておられたんかな・・・
それにしても・・・
このテーマパークは、後世に残せるテーマパークだったんだ。
今のテーマパークはどうなんだろうか?
廃墟しかないだろうなぁ・・・
金を使うも才能が要ると、つくづく思ったのでした。

バス停に引き返す。このバス停はちょっと戸惑う。バス停で帰路のバスを待つんだから来る時もバスが普通。来る時に降りた反対側に帰る時に乗るバス停があるというのは当たり前。なはずなんだけど、ここは来る時降りた側に帰る時のバス停ある(^^;














コメント一覧

kinntilyann
あほうどりさまおはようございます(^^)/
最近寄ってないもので、だいぶ前のですみませんm(_ _)m
なんともうしますか。
あほうどりさまの原風景の三渓園は、そのままが素敵です。
コロナでまた変わったかもしれませんが、結婚写真等撮影に貸し出される建物もありまして。。
ま。
あほうどりさまにとって今日も良い一日でありますように(^^)/
あほうどり
三渓園、何十年ぶりに懐かしく拝見しました。
子供の頃に海水浴に三渓園に市電で行っており園内にも頻繁に遊びに入っていました。入園料なんて取らない原オジサンの庭って呼んでいましたがこんな感じになっているとは知りませんでした。風景を楽しめましたありがとうございます。
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