今日は用事で小田原へ。
用事終わって、さてさてフジは咲いたかな。今年はどこのフジも例年より早いようだ。
新緑の小田原城址公園へ。
お!遠目にもみえる。オレンジの網は防鳥ネット。
今年も綺麗だ。
小田原城址公園のこのフジは、元々は小田原藩主・大久保公愛玩の鉢植えで小田原城二の丸御殿にあった。
明治維新後は市内板橋の森元氏の手に渡り、更に明治16年に市内唐人町の西村氏が買い取って育てられたと伝わるという。
小田原御用邸に滞在しておられた当時皇太子だった大正天皇が馬で西村家の前を通過したさいに馬が藤棚の下に駆け込んで殿下の方に花がふりかかったという。
殿下はお怒りになるどころか「見事な花に心なきことよ」と感嘆されたという。以来「御感のフジ」と呼ばれるようになり、大正11年に西村家から今の場所に移植されたそうな。
小田原市の天然記念物に指定され、かながわの名木100選にも選定されている。
樹齢は二百数十年と推定される古木。
今日は快晴だったけどお堀に帽子が吹き飛ばされるほどの強風だった。
風に煽られるたびに揺れる。
昔はもっと房が長く伸びてそれはそれは見事だったとうかがってはいるけど、
老木になった今でもそれはそれは美しい。
お堀のハスの花も今年は早いのかな?
銅門の広場の隅の豪雨の水たまりにもフジが咲く。
去年の今頃に比べたら人が歩いているよ。
去年は悲惨だったもんね。
私はまんぼーが解除されたらまたすぐに来ます!!