関東のお伊勢さまと呼ばれる横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮さま。
ここにも高低几号標がある。
一番手前の大鳥居の横。
華正樓さんが奉納した玉垣の後ろくらい。
でもあきらかに当初の設置場所とは違うよな。
ところでこれなんだろ??
神職さまにお伺い。わざわざ社務所から出てきて相談にのってくださった。ありがとうございましたm(_ _)m
これはたぶんアレです!鳥居の下!!
そう言われてみればそうだ!
でも大正と書いてありますね。。。
そう言われて気が付いた。確かに大正4年だ。
改修と書かれている。
木の柱は腐るから立て直しはわかるけど、石で造られた台石と藁座はどうなんだろう?
高低几号標がある台石はそのままに藁座と柱を合わせて新しくした??
その鳥居の場所は今の大鳥居が立っているところだったのかな?
伊勢山皇大神宮さまは明治初年に国費で創建された。
明治3年に社殿をはじめとする境内の整備が行われたという。
内務省地理寮が横浜の測量を始めたのは明治7年。
立てられたばかりの鳥居の台石にあの几号が刻まれたとなると・・・
これはある意味すごい。
近代化へ向けてまっしぐらな明治の日本が見えてくる気がするなぁ。