2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1872ページ
ナイス数:146ナイス生きるぼくらの感想
つらいいじめに遭って引きこもりになってしまった青年・人生。二人暮らしの母親がある日突然出て行ってしまい、ひとり残されてしまう。外に出るしかない状況で、人生が頼ったのは一枚の年賀状。子供の頃大好きだった田舎のお祖母ちゃん。そこで出会ったお祖母ちゃんの作る米の美味しさ。紆余曲折あって、人生は米作りを手伝う決心をする・・・。あああー原田マハさんの小説、大好きです。まだ数作しか読んでませんが、いつも心に温かいものと、心地よい涙をもたらしてくれます。(続く)
読了日:11月26日 著者:原田マハ
父と息子のフィルム・クラブの感想
学校をドロップアウトした息子と父親が映画を一緒に観る・・・。どんな映画が選ばれて、どんな会話を交わすのか、興味があって読みました。翻訳小説(これはノンフィクション)を読み慣れていないので、ちょっと入り込みづらかった。父親は映画評論家だけあって、息子の状況に配慮した映画選びに苦心するんだけど、薀蓄が専門的すぎて私にはあまり面白くなかった。日本とアメリカじゃ、いろんな環境も家族関係もかなり違うし。それでも、こんな親子の姿は羨ましい。映画がとりもつ家族の絆ってのもいい。やっぱり映画は人生の教科書!(私の持論)
読了日:11月24日 著者:デヴィッド ギルモア
黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の感想
スタイリッシュだなー!表紙が(笑)皆さん、表紙の素敵イラストに騙されちゃダメですよ。スカしたオシャレさん小説じゃないんですから!とんでもないヤツらが自由奔放に生きてますよー。なんだかんだ言いつつ、楽しそうだよクワコー。続きも期待してます。ラストが思いがけず胸キュン(笑)だったので。
読了日:11月16日 著者:奥泉 光
おんなの窓 4の感想
待ちに待った新刊第二弾。理佐さん、15年くらい前に妊婦エッセイのイラスト描いてたけど(「にんぷ天国」←これも面白い)、その時には想像つかなかったんだろうなぁ、母がどれほど体力勝負で大変なのか・・・。 私も高齢出産なので、わかりすぎるほどわかるネタの数々。戦車さんと理佐っちの血を受け継ぐ娘さんの成長が楽しみです!
読了日:11月14日 著者:伊藤 理佐
すーちゃんの恋の感想
転職したすーちゃん、良い職場でよかった。相変わらずいろいろと思い悩む毎日だけど、もし結婚してもしなくても、もしお母さんになってもならなくても、子供が一人生まれても、悩み事って永遠に続くもんなんだよ。まいちゃんに会った帰り道のすーちゃんの心境、そのチクっとした意地悪さ(?)が益田さんらしいと思った。
読了日:11月14日 著者:益田 ミリ
おいピータン!!(13) (ワイドKC)の感想
うわーん!!久しぶりだよー!!待ってたよー大盛さん、じゃなかった大森さん!!面白かったです。母になっても理佐っちは理佐っちです。「トリッパー」の話がよかった。うんうん、わかるよ、わかる。
読了日:11月14日 著者:伊藤 理佐
秋はまぐり 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-18 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)の感想
いつもより、お料理の部分に力が入っていたように感じます。ひどい事件が多いよね・・・。ちょっとマンネリ化してきた気も。
読了日:11月9日 著者:和田 はつ子
清須会議の感想
戦国時代は苦手だし、興味ないし、「江」も観てないけど読めるかな・・・という心配は無用でした!あまりに軽い戦国武将たち(笑)それぞれのモノローグで書かれているので、小説というよりは脚本そのものって感じでしたが、キャラクターの姿がありありと目に浮かんできました。三谷さんって子供の頃からずっと、こういうことばっかり考えてきたんだろうなぁ~。
読了日:11月6日 著者:三谷 幸喜
あのころのデパートの感想
長野さんが最初に就職された某百貨店の本店に勤めていた私。おそらく10年ほど長野さんの方が先輩だけど、おんなじだなーと苦笑しつつ読んだ部分が多々ありました(笑)その東京店は既に閉店し、本店は日本一高いビルとしてリニューアル中ですが、百貨店が”あのころ”ほど魅力ある場所ではなくなった今、はたしてお客さんは足を運んでくれるのでしょうか・・・。そうさせるものを創っていかなければならないのでしょうけど、なかなか厳しそうです。
読了日:11月4日 著者:長野 まゆみ
読書メーター
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます