「体験のあと」(穴)ガイ・バート
起こらなかったことと、起こったことの差がひじょーに激しい。
ワザ有りってとこか?
読後感は、まったくもって満たされませんが。
狙って書かれたんじゃあ、文句も言えんなぁ。
でも、このモワモワ感、なんとかして欲しーな。。。
モワモワに果敢に挑んだのが、あの映画化だったのか?
う~ん…記憶が薄い。
思いだせん!
学校の敷地にある、今は使われなくなった地下室。
5人の男女が食料持参で三日間閉じこもる事にするが…
読み終わったら、違う話になってた─。
というか、新たな話の始まりになってたというべきか。
だったら、続けて欲しいとこなんですけど。
上手いこと、切り上げられちゃってるし。
読者に周到に知らされる事実も、チラりだったり。
事務的な文書だったり…と、どこまでも作為的。
いやらしいな…。
ま、事実、いや~な話ではあるが。
それを感じさせずに読ませるのがスゴイと言えばスゴイ。
青春の1ページ(悲惨なほうの)といった感覚。
サイコスリラーって言うから、それぞれの心理だとばかり。
誰の心理劇なのかが問題。
ここらへん、やっぱ上手いな。
若気のいたり、サバイバル編。
~案の定、ティーンの悪ふざけは悪夢と化す~
回復するまでもう待てない!の巻。