ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

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未来を生きる君たちへ

2011-11-02 | 映画ま行
未来を生きる君たちへ
監督 スサンネ・ビア(デンマーク出身)
デンマーク・スエーデン映画
岡山シネマクレール

キャスト
父アントン ミカエル・バーシュブラント
エリアス  マークス・リーゴード
クリスチャン ヴィリアム・ユンク・ニールセン

ストーリー
医師アントンは離婚の危機におちいっている。
現在アフリカで医療をおこなうが
現地では、ビッグマンと言われる男が
妊婦のおなかを切り裂く暴力を目の当たりにしていた。

一方息子エリアスは学校でいじめを受けている。
そこに転校してきたクリスチャンと友達になるが
彼は母が死に、いかりを胸に抱えている。

感想
 見るのがつらかったが、今年の現時点では
とてもいい映画と言いたい。
 重く、まじめな映画。
 怒りが暴力にかわり
それに対処するには復讐しかないのか。
 それがテーマだと感じた。
許しに転じる過程が丁寧に描かれていて
好感がもてる。
 悲惨な状況のなか、必死に生きるアフリカの
子供たちのHow are you?ハウアーユーが
耳に残る。
 父が医師であるため、悪事の限りをつくしたビッグマンを
助ける選択をするものの、その後のエピソードを通して
彼の葛藤がわかって、苦しかった。

 どの俳優も素晴らしかったが、
私はクリスチャンを演じたヴィリアム・ユンク・ニールセンが
特に素晴らしいと感じた。

荒野の用心棒 午前十時の映画祭 A fistful of Dollars

2011-11-02 | 映画か行
荒野の用心棒 1964
Per un pugno di dollari

TOHOシネマズ岡南
監督ボブ・ロバートソン(セルジオ・レオーネ)
だが今回の公開はきちんとセルジオ・レオーネとあった。

キャスト
ジョー(クリント・イーストウッド)
ラモン(ジャン・マリア・ボロンテ)

音楽
ダン・サヴィオ(エンニオ・モリコーネの字は私には確認できなかった)

ストーリー
サン・ミゲルの小さな酒場町にふらりとジョーという男がやってくる。
その町はバクスター家とロホ兄弟のふたつの勢力がしのぎを削っていた。

感想
黒澤明監督の(用心棒)を当時は盗作したとも
ぱくったともいわれる今作。
 今作でも最初にKurosawaの字があった。

 最近これほどすっきり終わる映画は無いと思う。
タイトルに何百人と言うキャストのパレードが
延々つづくのが最近のはやり?
それにくらべ、あまりにあっさりとしたThe End。

やっぱセルジオ・レオーネはすき!
つっこみいっぱいだけど。