ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

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いやしの本二冊

2012-02-26 | 日記
しあわせのパン
四十九日のレシピ
前者は原田知世、大泉洋で映画化、
後者は吹雪ジュンと和久井映見等でNHKテレビドラマ化された。

原作と言う事もあり読んでみました。
どちらも私の環境からすると、いやしでした。

私は、うつ病を経験し
離婚し、実家に戻りました。
 子供に対しては、みな高校生以上になっていたとはいえ
今でも罪悪感は持っています。
今の自分の環境はは自分の責任。
そう思ってこの本を読むと
恋愛で悩む人
親に生きている間に、なにか出来なかった人
子供を失った人
愛していても親子で素直になれない人などなど
様々な悩みを、じわじわと
解決していく様を描いていて
私はいやされました。
お勧めの2冊です。

ドラゴン・タトゥーの女

2012-02-26 | 映画た行
ドラゴン・タトゥーの女
原題 The Girl with the Dragon Tattoo
ワーナーマイカル綾川
監督デヴィッド・フィンチャー

原作:スティーグ・ラーソン
脚本:スティーブン・ザイリアン

ストーリー
(ミレニアム)3部作として映画にもなったスウェーデンのベストセラー小説をハリウッドでリメイク。
白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。
 スウェーデンで有数の財閥の当主であるヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)のもとに、今年も額縁に入った"押し花"が送られてくる。
40年前に失踪した孫娘のハリエットは毎年彼にプレゼントしてくれていた。
しかし、ハリエットの失踪以降も、送られてくる押し花は何を意味するのか。

キャスト

(ミカエル・ブルムクヴィスト)ダニエル・クレイグ

(リスベット・サランデル)ルーニー・マーラー

(ヘンリック・ヴァンゲル)クリストファー・プラマー

(ディルク・フルーデ) スティーヴン・バーコフ

(マルティン・ヴァンゲル)ステラン・スカルスガルド

感想
 リメイクがホンケホンモト(スウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」2009)より良かったためしはあまりないとおもうのだがどうでしょうか。
私にとって。
 でも今回良かったのはルーニー・マーラーさんという美しい
女優さんを知る事ができたのと
久しぶりにクリストファー・プラマーを拝見出来た事。
 愛人役のロビン・ライト・ペンはあの(プリンセス・ブライド・ストーリー)の
面影やいずこ。でも自分が年取るんだし当たり前です。
 今作、最も良かったのは、テンポ。そしてスタイリッシュ。
さすが早い展開、監督・脚本家とも頭脳明晰。
 気になったのは、映画を見慣れず、この作品の事も原作も
何も知らない人がこれだけでファミリーのめんめん、つながりを
本当にわかったのだろうか、とちらっと思ったりした。
恋の罪でもモザイクないのに、今作モザイクの必要あった?

 スエーデンのお話を英語でするわけで
本来なら英語ではミカエルはマイケルでもいいのでは
と思ったりした。なぜならマルティンという名は
英語でマーティンと私には聞こえたので。
 オープニングが
007並みにお金かけて期待感大にしては
ラストは??これだけ?って感じでした。
 もうすこしドロドロした感触を期待した私はバカでした。
一番この人すごい!と思ったのはやっぱりスエーデンの人でした。
 余計なことだが、原作のラーソンさんが共著だった
30年間も内縁の妻のかたには法律上お金が入らないなんて
気の毒じゃないですか?
 原作のラーソンさんのドラゴンタトゥー三部作2600万部もうれたそう。
出版社と契約した年に、心臓発作で無くなられたそうでご冥福をお祈りします。
私を含め世界中の人を楽しませてくれて感謝します。