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マーガレット・サッチャー鉄の女の涙

2012-03-21 | 映画ま行
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

原題 the Iron Lady
イギリス映画
ワーナーマイカル綾川
監督フィルダ・ロイド
脚本 アビ・モーガン
配給 GAGA
105分

ストーリー
 イギリス史上初の女性首相で、その頑固な性格と政治方針から「鉄の女」と呼ばれたサッチャー女子の半生を、年老いて認知症が疑われる彼女の視線で彼女の一生を振り返る映画。
 父の影響で政治家を志すようになった彼女は1975年、50歳で保守党党首に選出され、79年にはイギリス初の女性首相となり11年間その地位にいた。

キャスト
ジム・ブロードベント サッチャー女子の夫
マイケル・ヘーゼルタイン リチャード・E・グラント

感想
「考えは言葉になり」「言葉は行動へと移り」
「行動は習慣になり」「習慣は人格になり」「人格は運命(さだめ)になる」
いつもサッチャー女史の父が言っていた言葉で彼女が言うと説得力があった。

メリル・ストリープの独壇場。すばらしい。彼女を見るだけでも価値があると
私は思う。

これは他のレビューを色々読んでわかったが
この映画が、全く何を言いたいのかわからないと言う人もいたし、ひどい、と書いている人もいた。
 
 でも私は、見る人の年齢も映画には関係あると思う。
 年齢を経て、重責を果たした後の苦しみ、孤独。
様々な経験を経た者でなければわからない深さが感じられた。
つまりある程度の、年を経、また自分を振り返った
事のある人なら、感じるものがあると思う。

メリル・ストリープ。アカデミーのノミネート17回。
実際のアカデミー獲得は今回で3回。
圧巻としか言いようがない。
 アカデミー賞は当然と感じた。

「戦わなかった日など1日も無いわ」という
せりふに驚き。

サッチャーさんはとにかく演説がうまかったのだと今確信する。
イギリス人としてのプライドをくすぐるそのスピーチのうまさに
感動した。でもそれはそのはず、彼女にはコーチがいた!

Its time to get up!!

さて、そういえば
スターウォーズ3D
メランコリア 見たけど私的には
コメントしたくなく、あしからず。