初心者様の抱っこ事情☆Kちゃん

ある日の事・・・他店様でお求めになられたウサちゃんの扱い方を相談したいという内容のメールが届きました。
お迎えの経緯、現在の状況をうかがい何が困っていて心配なのかをカウンセリングをさせていただきましたが
私達側にとっても大変興味深い内容でした。



まず、あるお店でウサちゃんをお迎えされてお引き渡しの際に「はいって渡された感じで連れて帰りました。」
不安を感じ詳しい事がわからなさそうだったので今後の相談は難しいと思われていたようです。
インターネットのショップさんから必要な商品を購入して1ヶ月程経過しましたがうさぎの扱い方が難しく、きらウサギにいらっしゃいました。

「うさちゃんを持つ時の力の加減がわからないので教えて欲しいです。」と飼い主さん

とりあえず抱っこをしてみるように促すと持ち方がNGでした。
飼育書はお持ちだとおっしゃっていたのでなぜ飼育書どおりにしなかったのかお訊ねすると
「力の加減がわかりません。つい一生懸命に持とうとすると胸回りをぎゅっと両手でつかんでしまうんです。」
どうやらネットの飼い主さんのやり方を参考にいかに持たずにウサギと過ごす事を重視されていたようです。
それではいつまで経ってもウサギを抱っこする事は出来なくなってしまいます。
なぜ暴れるのか、体の構造をご説明させていただき抱っこを再チャレンジしていただきました。



若干不安定ですが、飼い主さんもこの時点では大満足。
ですがこのままではKちゃんの方が不安を感じているようです。
力の入れ方だけでなく持ち方や荷重のかけ方にもコツがあります。
セミナーをお願いされる事もありますが（今のところ考えていません）
実際には飼い主さんの性格もよりますので個別指導でないと難しいです。



お膝の上抱っこと暴れた時の保定の仕方をお教えしてこの日は終了しました。
お家に帰ってからも毎日続ける事でウサギも飼い主さんも抱っこに抵抗感が無くなり自信に繋がっていきます。
無理の無い事から始めてKちゃんにもお膝の上抱っこは楽しいものと覚えてもらいましょうね、頑張って下さい。

私達は生き物を扱っていますので、100羽いれば100通りのやり方があると考えています。
マニュアルでは生き物は扱えません、それは人間もウサギも一緒です。
素養があれば別ですが、初心者様はご自身が納得出来るお店に通って可能であれば技術を習得して下さい。
1年通じてウサギの様子をつぶさに観察して飼育に必要な知識を覚えて下さい。

その先は・・飼い主様が決める事です。

きらウサギは飼い主様とウサちゃんが一定レベルの飼育が出来るまではサポートしておりますが
ご利用にあたりある条件がございますので詳しくはHPをご覧下さい。



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