酔いどれおやじの千九百六十六日目

「抱きしめて！」



「抱きしめて！」

酔いどれおやじの千九百六十五日目

「もう冬眠じゃ、冬眠。」



「馬鹿だ、こいつ！」

酔いどれおやじの千九百六十四日目

また暴風雪警報だと！」



「頭くる～」

酔いどれおやじの千九百六十三日目

「まだまだこんな日が続くのかな～」



「早くあの土手を歩きたい」

酔いどれおやじの千九百六十二日目

暖かい日差しの中で走り回っていた。



と、思ったら夢だった！

酔いどれおやじの千九百六十一日目

暖かい、大草原でふざけていた。



と、思ったら夢だった。

酔いどれおやじの千九百六十日目

「冬眠から目覚めるとそこは雪国だった…」



「も一度、冬眠しよっと！」

酔いどれおやじの千九百五十九日目

「くっそ～、また雪！も～う、冬眠じゃ、冬眠！」

酔いどれおやじの千九百五十八日目

「う～ん、こんな雪はもう嫌だ。早く春よ来い。俺は待ってるぜ！」

酔いどれおやじの千九百五十七日目

「ちょっと待て、ちょっと待て、たっちくん！」



「う～ん、待てない、ラッスンゴレライ！」