今年もいよいよ大晦日。新年の用意も出来、これから親父の所で年越し。ブッキーさん、北見のFさん、ヨコポンさん、こうざん先生良いお年を!
今年も後一日、今年は本当に大変な年であった。ボランティアにも行ったが何か悔いが残る。でも現地の人の事を考えるとやはり酔いどれも前向きに年を越さなければ明日への希望を持てない。悔いの残さない年越しをしなければ‥‥。
「がやがや、わいわい」「お前らなに騒いでるんだ」「今年も後一日だねって」「そうか、そうだな~、色々とあった年だったな~」「それからとうやんがいくらお年玉くれるかって?」「うん、ごめんなすって、ピユー」
昨日は学校の先生の送別会で飲んできた。とてもよい先生だったので残念である。通り雨にしては激しすぎた。傘でもさしてあげればよかったのであろうができなかった。またどこかで逢うかもしれない、ちょっと大き目の傘でも用意しておきますか!お元気で!「たっち~、寂しいよ~」
今日は新太郎もお正月用のおめかしで風呂に入れる。綺麗さっぱりして「ああ、いい湯だった、おやじ風呂上りのひゃっこいビールは!」「なに~、この野郎!」「ごめんなすって、ぴゅ~」
ますます寒さが増しているし、道南、道北の方は大雪で大変なことになっている。我が町はというとさほどでもない。これからどうなるか分らないが穏やかな年末を迎えたいものである。
全国的にクリスマス。小さい頃の思い出に脚色してみた。僕の家は貧しくてその日の食べ物にも困るような暮らしをしていた。今日はクリスマス、「かあちゃん、今日は早く帰ってこれるよね」「‥‥」「家にもサンタさんは着てくれるよね」母親は困ったような顔をして無言で出て行った。その日の夜僕は姉ちゃんと二人お腹を空かして母の帰りを待ったが母の帰りは遅かった。「姉ちゃん、靴下ここでいいかな、サンタさん来てくれるかな?」枕元に置いた穴の開いた靴下を見て「フフッ」と姉は笑い何も言わずに僕を寝かしてくれた。翌朝目を覚ますとその靴下には新聞紙に包れた芋が入っていた。そう昨日の夕食は姉が暖めなおしてくれた芋だった。
今日は絵画教室の子供達にサンタさんとなってクリスマスプレゼントをあげた。嬉しそうな顔と何が入っているのかという期待の目の輝きがなんともいえない。いいな~子供って。「とうやんたっちにもサンタさん来るかな」「ああ、来るとも、たっちが一晩寝るといいものが枕元に置いてあるぞ」「やったぜ、かとちゃん!」
今年も無事に通勤をおえた。そしてホワイトクリスマス、なんか荒れそうな天気予報だがなんとかサンタさんが無事子供達にプレゼントを届けられますよう星に願いを!
「ニンニキ、ニンニキ、ニンニキン。ちょいと出ましたタロやんが‥‥。」「何やってんだお前!」「へへへ、めんこいでしょ!」「‥‥、う~ん、めんこい!」