「とうやん、問題です。たっちのヒーローは誰だか知ってる」「う~ん、誰かな?」「フッ、フッ、フー、ウルトラマン太郎」「くそ~、簡単じゃねえか~」!
考えてみればあの時代のヒーローは完全無欠の正義の味方であり、絶対的に正義が勝つ。悪は絶対正義に勝つと言う事はなかった。友達とヒーローごっこをしても皆ヒーローばかりで悪役が一人もいない。しょうがないので誰が一番強いヒーローかで競い合ったものである。
子供達の運動会の姿を見ていて思った、「この子達の夢はなんなのだろう」。酔いどれの子供の頃の夢は果てしない近未来の姿だったような気がする。こんな「まぼろし探偵」が活躍し、見た事もないような武器を使う少年がいるような時代になるのかなって?
昨日は運動会、天気に左右され体育館か外でやるかで悩んだ末、天気の様子を見て最終的には外でやれて子供達の元気な走る様子を見てよかった。「とうやん、たっちも運動会する~」
「鉄人28号」これも友達の家で見たような気がする。特別なアンテナが必要でそれをたてないと見られず、もちろん白黒でアニメ版、画面に映った時には感動ものでした、あの音楽と共に‥。これはなんと実写版の「鉄人28号」。今見ると笑っちゃうね!
懐かしいと言えば「少年ジェット」。これはテレビでは見た事がないのだが漫画でたしか「ぼくら」という雑誌で見たような思い出がある。このタイトルの「少年」いう言葉がすごく身近に感じていつも「フー、ヤー、ター!」と友達と叫んでいたような気がする。
懐かしいアニメと言えば「狼少年ケン」。これも自分の家では見れなかった。友達の家には随分とお世話になった。このアニメの音楽はいまだに忘れられません!
そろそろ運動会。昨日は好い天気で外で生徒たちと種目別の練習。先週は寒く雪模様、今週は25℃近い気温、体がついていきません。「俺たちも練習するぜ、とうやん!」
「月光仮面」といえば当時酔いどれは3、4歳。夜店で買ってもらったお面と玩具の鉄砲を持ち、風呂敷を首に巻きマンと替わりにして木の上で仁王立ち。親を冷や冷やさせたものです!「とうやん、やる~」。