いろいろと持っていけるあの世の行き先は、地獄沼である。
天国の神霊界に行くには、一つだけ持参しなければならないするものがある。
この世が夢幻に終わらないようにと祈ります。
この世の有名人は、あの世の幽迷人である。
この世的に業績あれども、あの世的には、0000さんは神から遠く、
00000さんは仏から遠い。
人生で悩み事を聞いてくださいと神仏や先祖に祈る者がいる。
神仏は人生相談係ではない、まともな先祖霊も忙しい。
悩みの相談に乗るのはキツネやタヌキや幽霊の類いがほとんどである。
ところで、祈る場所と対象は、神社・仏閣・教会にある本尊や
神棚や仏壇や祭壇のある神仏や先祖を祈るわけだが、そこに、本当の祈りがあるのか?
正月に御賽銭を100円ばかり投げつけて、一年の安寧を祈る!
神仏はコジキじゃあるまいし、100円ショップでもない!
100円で家内安全、交通安全だって?
どこの生命保険で、100円の掛け捨て受ける会社があるだろうか?ナイ!
人間モドキの祈りは届かない。
高級な神霊やマシな心霊と反(そ)りが合わない者を人間モドキという。
心悪しき勘違い、思い上がりの錯覚・妄想・幻想の人間に真の神仏や霊はなじまない。
ここに於いて、大神に縁と仏陀の配慮の働きに
素直に拝受し服する事ができることを喜ぶことだ。
3000年に一度の大チャンスに巡り会いたからである。
人間は個人プレイが好きだが、神々は個性を生かしたチームプレイで働く。
人間に感情があるように、神々にも神情がある。
目に見えない神霊の依り代である法図に対し奉り、
大神が目の前におわすが如く、心より礼を尽くすことが一番大切である。