「金田一耕助:八つ墓村」
この映画は「津山事件」を元とした映画である。
「八つ墓村」は当時の真庭郡八束村から取ったもので、横溝正史の実家が岡山出で、農村を舞台にして、そこで起こるいろいろな葛藤を織り込みながらできるだけ多くの殺人が起きる作品を書きたいと思っていた時、坂口安吾の「不連続殺人事件」からヒントを得、この方法なら一貫した動機で多数の殺人が容易にできることに気がつき、「津山事件」が初めて脳裏にひらめいたが本格探偵小説の骨格はくずしたくはなかったので「津山事件」は書き出しにとどめ、舞台は離れたものとした。
「不連続殺人事件」は県内有数の財閥・歌川多門邸で次々と殺人事件が発生する。29人の人々が滞在していて8人が殺されたので「八つ墓村」と名づけたのではないか。そしてこの29人と「津山事件」の30人の関係は「不連続殺人事件」も10年前の「津山事件」が関係していると思われるが、最高の探偵小説としか言われていない。
映画「不連続殺人事件」予告。とにかく「八つ墓村」を題材にした映画、ドラマ、漫画など非常に多くわかりません。
「金田一耕助:八つ墓村」1996年
「丑三の村」R15指定
これも西村望の小説の映画化だが最も「津山事件」に近い。
「許されざる者」
クリント・イーストウッドが監督と主演を務め、アカデミー賞作品賞などに輝いた西部劇をリメイク。江戸幕府最強の刺客として恐れられた男が、やむを得ぬ事情から一度は捨てた刀を手にしたことから壮絶な戦いに身を投じていく姿を描く。 又消されるかもしれません。
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