「脳男」(のうおとこ)は、首藤瓜於による日本の推理小説。連続殺人事件を起こす謎の青年を巡るサスペンス作品。第46回江戸川乱歩賞受賞作。全選考委員の満場一致で受賞が決定した作品であるが、2008年に発表された第2作目の続編「指し手の顔 脳男2」(さしてのかお のうおとこ2)では「乱歩賞史上に残る問題作」との言葉も伺える。 2013年2月9日に公開された。PG12指定。日本テレビ放送網開局60周年・日活創立100周年記念作品。 中部地方で名古屋の次に大きい愛宕(おたぎ)市で、連続爆破事件が発生する。警察が容疑者として辿り着いたのは、一人のサラリーマン・緑川。アジトに踏み込むと、そこには既に緑川と格闘している男がいた。鈴木一郎という男だった。彼はその供述内容から共犯と見なされ、精神鑑定を受けることになる。鑑定を依頼された医師・鷲谷真梨子は彼の真実の姿を探ろうとする。
「アナと雪の女王」(アナとゆきのじょおう、原題:Frozen)は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。2013年度アカデミー長編アニメ映画賞受賞作品。日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。ディズニー史上初のダブルヒロイン、すなわち、2人のディズニープリンセスを主人公とする作品である。雪と氷の魔力を持つ女王エルサ、そのエルサと王国を救うため冒険の旅に出る妹アナ、この2人の姉妹を軸に、真実の愛が描かれる。ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「雪の女王」からインスピレーションを得たこの作品は、舞台設定を雪と氷の世界としているが、ストーリーは新規に書き下ろされた。ウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品としては53作目で、短編アニメの「ミッキーのミニー救出大作戦」(3D作品)が同時上映された。日本での興行収入は、2014年6月、「ハリー・ポッターと賢者の石」を上回り、公開128日間で日本歴代3位、世界歴代5位、アニメーション映画としての興行収入は全世界歴代1位となっている。また、今作で使用され、シングルカットもされた「レット・イット・ゴー 」は、1995年の「ポカホンタス」からの「カラー・オブ・ザ・ウィンド」以来のBillboard Hot 100のトップ10入り、および、第86回アカデミー賞の歌曲賞を受賞するなどの成功を得た。
大切な人を失った悲しみを抱く若者たちの成長や恋を描いた、いくえみ綾の人気少女コミックを、長澤まさみと岡田将生の初共演で映画化した純愛ストーリー。高校1年生の花火大会の夜、カンナはクラスメイトから告白されるが、同じ頃、大切な幼なじみのハルタが、カンナの携帯にメッセージを残したまま交通事故に遭い、他界してしまう。そのことが原因で恋ができなくなったまま社会人になったカンナは、出版社で働く青年・赤沢禄と知り合う。無遠慮で悩みなどないように見える禄が、自分と同じように心に大きな傷を持っていることを知ったカンナは、次第に禄にひかれていく。カンナ役の長澤まさみは、15歳の女子高生から社会人までを演じきる。