昨日は私事を書いて申し訳ない。
不思議に昨夜は静かでした。
おまけに管理人も気を使ってか、屋上で作った苫とを3つ早朝に下さりました。
自分の道は自分で歩く、何とかなると思い生きていると何とかなるもんです。
この写真を見て分かる人は通ですね。
話は変わりますが、youtubeで見ていると大林監督の尾道三部作と新尾道三部作の「2人」は人気ありますね。
学生の時何気なく行った尾道について泊まるホテルを探しに商店街を歩いていると富田靖子の「さびしんぼ」の
ポスターが一杯貼ってありました。
それから異空間のような家並みを上ってゆくと、棚田式の家が密集していました。
そして家に帰り、封切られた「さびしんぼ」を見に行き、見たことがある「転校生」や「時をかける少女」が大林氏監督
「尾道三部作」と知りました。
当時はまだ駅から上ってゆく千光寺公園や千光寺 、林芙美子、志賀直哉などで有名でした。
それから遡る事1977年ホラーファンタジック「HOUSEハウス」で大林氏監督初監督映画を発表もあまりにもとっぴ
過ぎ、かつての業界からは冷たい目で見られ、公開もままならぬようすだったので、大林氏が広報担当しプロモーション活動した。
その前からCMディレクターとして活躍していたので、知りあいの関係者も多く撮影が出来たがバッシングも強く、オーディションで
アイドルを集めるプロモーションで、2年かけさまざまな特撮を使って見せる華麗でポップな映像世界は世の映画少年を熱狂させ
成功し今までの常識を破ったことで、知名度を上げ大ヒットしたり、高く評価されることで広く認められ、撮影所の製作システムが
事実上崩壊し、大林のやり方が主流になっていった。
アメリカでも人気になりブルーリボン賞新人賞を受賞。
1982年、自身の郷愁を込めて尾道を舞台とした『転校生』を発表。
その後『時をかける少女』、『さびしんぼう』と合わせ"尾道三部作として多くの熱狂的な支持を集め、ロケ地巡りのファンを増やした。
youtubeにもロケ地巡りが多く、大林氏もロケ地巡りをUPしている。
当時は階段も汚く、家も汚く見えたように尾道の人たちの中にも「町の汚いところばかりを映して」とか「これじゃ観光客が来なくなる。
上映をやめてくれないか」と言う人もいたが、映画を観て逆に観光客が来るようになった。
「"いつか見た風景"が外の人には懐かしく見えたんじゃないでしょうか」と話している。
「転校生」の成功は、大林の名前と尾道の名を映画史に刻んだ。
1982年「転校生」放映。
大林はこれまで主に、新人アイドル・新人女優を主役にした映画作りを行ってきた。
1981年の「ねらわれた学園」は大作路線を続けた角川春樹が一転、「アイドル映画」で「誰もやらないような映画を作ってやろう」
と意気投合し、薬師丸ひろ子主演で大ヒット。
1983年、角川から「尾道で原田知世の映画を撮って下さい」と託され、「時をかける少女」で幻想的な作品世界を描出して以降
それが売りにもなった。
1985年「さびしんぼう」放映。全編に(ショパンの「別れの曲」)が流れ、これがこの映画のキーとなる。
ある意味では母、藤田弓子の過去の思い出となっているのが「さびしんぼ」とも取れます。
1991年「ふたり」放映。「尾道新三部作」の「ふたり」はNHK初のハイビジョンドラマとして製作したものを再編集して劇場公開した。
これが最も愛された映画となる。
バックにはスタリオジブリに欠かせない久石譲が手がけ、主題歌「草の想い」は石田ヒカルが予定だったが、大林氏が「ひかりは女優業に
専任して欲しい」意向で大林と音楽の久石譲とのデュエット「大林宣彦&FRIENDS」という名で歌った。
「さびしんぼう」と「ふたり」は前2作と違い寂しげな面がある。
1995年「あした」放映。高橋かおり主演。まだ出たてで清純派だが、オッパイ丸出しのSEXシーンがある。
これはメルヘンSF的な作品である。
1998年「あの、夏の日 ~ とんでろ じいちゃん~」の尾道市制100周年を記念し作られた新尾道三部作最後の作品である。
「HOUSEハウス」予告
「時をかける少女」原田知世(第一回主演作品)
「さびしんぼう」富田靖子一人四役
「2人」
「あの、夏の日 ~ とんでろ じいちゃん~」
尚「あした」や「あの、夏の日 ~ とんでろ じいちゃん~」は間隔が長すぎで、2人ほど人気が無かった。
特に「あした」などyoutubeに予告も無い。
話が長くなりましたが、「2人」が放映された頃はVHSやレーザーディスクが主体で、大きいレコード店にもDVDは無かった。
その代わりサウドトラック版が売っていて、シナリオの本付きで買った。
そして昨日どうしても欲しくなりアマゾン、yahoo、yahooオークション、楽天、楽天オークション、古本市場などで探しやっと
見つけたのが楽天のレンタル落ち専門店。
レンタル落ちなどと思ったが仕方なく総額3,580円で購入。
最後の1枚だったので売り切れになりました。
普通にUPしたら即削除されそうで、考えて見ます。
「翼をください」 は、NHKで1988年1月3日に放送されたテレビドラマ。
「学校差別」をテーマとしており、大きな反響を生み、現在も語り継がれている。
この物語の原作者であるジェームス三木が自身の講演のために福岡県直方市
を訪れた際、同市を流れる遠賀川にかかる「日の出橋」の下流側(遠賀郡・中間市側)
の歩道は直方学園高等学校(後に直方東高等学校、2003年9月30日限りで廃校)
の生徒、一方の上流側(飯塚市・嘉麻市側)の歩道は福岡県立直方高等学校の生徒と、
完全に分かれて歩いていた光景を見たのがヒントになって生まれた作品である。
福岡県直方市にある「私立花房学園高校」は、進学校である「県立花房高校」の入学試験に
通らなかった落ちこぼれが行く高校である。
丸山家の長男栄作は生徒会長ではあるものの花房学園に通う劣等生、一方の次男保は
花房高校に通う優等生だったために栄作は妹の恭子からも日々バカにされる始末。
在籍校のことで兄弟はギクシャクした関係であったが、両親は栄作のことを認めており
特に母の藤子は毎朝自宅の前を歩いて通学する花房学園の生徒達に笑顔で挨拶をして元気付けていた。