中3の模擬試験の結果が届く予定なので教室にいます。少しでも早く欲しい人は教室で自習しながら待っていてください。
では。
夢の跡。
我が家の狭い庭からも、毎年たくさんの蝉が旅立ちます。夏の間、あれほど元気のいい鳴き声を聞かせてくれた蝉達も、すっかり姿を見せなくなりました。彼らの堅くつややかな胴体は、まるで蒔絵が施された武士の甲冑のようで、夏のつわものと呼ぶにふさわしい姿だと思います。
しかし今は秋の気配を感じさせる落ち葉の間に、夢のあとだけがここかしこに・・・
本当はタイトルの前に「夏草や」が入る松尾芭蕉の俳句(奥の細道)ですが、かわりに「蝉の穴」とでもしておいてくださいね。
・・・「虎の穴」だとタイガーマスクになるのでご注意を(^.^)
では。
「露と落ち 露に消えにし わが身かな
浪速のことも 夢のまた夢」
これは豊臣秀吉辞世の句と言われています。
ひとたびこの世に生を受けた限りは、時間の大河に身を委ねるしかありません。その流れを止めようなどとは思わない事です。楽しい時間もつらい時間も、そしてただな~んとなく過ごす時間も・・・確実に流れてゆくのです。
まあこの句のように人生を「夢のまた夢」としみじみ振り返るのは、君たちも私も(たぶん)もっともっと先のことなので
・・・今は日々の充実と、希望にあふれた未来へ向け努力努力です。
さあ今週も頑張ろう(^_^)v