明日はもう2月。
受験勉強は新しい問題を解くことから確認作業へとシフトしよう!
「・・・でも、もっと知らないことを覚えたり、新しい問題を解き実力を少しでも上げたい!」って思った人。うん、それはとても大切な向上心だ。高校へ入ってからもその気持ちを忘れずに頑張ってほしいと思う。
しかし入試を数十日後に控えたこの時期にやることではない。なぜなら新たな事を覚えたり、解けるようになるには相当な時間が必要だし、その問題が出るかどうかなんて全くもってわからない。貴重な時間をそんな運試しには使えない。それよりも残された時間でやるべき事、より確実に合格へと近付く方法がある。
それは今まで勉強したことの確認作業だ。
さて、その為にはまず手元にある新しい問題集や赤本は本棚へと片付けよう。そして中学3年間の定期テストや実力テストの綴り、使い慣れた学校や塾のワーク、講習のテキストなどを手元に置き確認作業を開始しよう。ほとんどは目を通したり、音読したり、書き写したりするだけで記憶がよみがえるはずだ。でも、やり直しに悪戦苦闘してようやく解けるようになった問題は、その努力を無にしないためにも是非一度解いてみよう。わずか数十日でこの作業を全教科漏れなく実行するのは大変な事かも知れない。それでも残された時間を有効に使い、できるところまでやり、少しでも多くの記憶を呼び戻しておいてほしい。
そうすれば入試本番で配られた問題用紙に、見たことのある問題が出て解き始めたのに・・・「え~っ、あとこれからどうするんだっけ?」なんてことにはならないから
つまり・・・
ほとんどの受験生は実力相応の高校を受験する。そしてこれは君達も同様だ。ならば「今まで解けなかった問題は実力以上の問題」だと考えれば解けなくても心配はいらない。残された時間で「解けるはずの問題を必ず正答できる準備」ができたら合格だ、頑張ろう
全員合格で楽しい「卒塾会」にしよう
※卒塾会は公立後期合格発表の翌々日(2日後)の予定です。