電動カートは 交通弱者 買い物難民を救う

高齢化と買い物難民の因果関係は深い。コミュニティーバスより便利で自由にお出かけできる電動カートのエピソードなど。

タクシーが創造するニューシニアのお出かけとマイクロツーリズム

2020年08月17日 | 日記
◆コロナ禍の中でも所得には比較的影響を受けていない高齢者層
❒高齢者が元気になれば福祉予算の低減につながる
❒高齢者の認知症発症を5年遅延させれば2兆円の医療福祉予算の削減と国が試算
❒高齢な父母の元気は現役世代を助ける。呆けて困るのは子供世代 (介護離職が問題化)
❒シニアの積極的なお出かけは若さを守り、観光地を活性化する

◆タクシーと超小型電動カートがシニアの快適な移動を可能に観光地の活性化にも寄与
❒主要観光であるフラワーパークや街並み見物は広大な敷地で歩くことは困難
❒タクシーと電動カートのコラボが新しいお出かけ様式を生む
❒平日の閑散日を高齢者のお出かけ日和に、そして観光地の活性化を
❒タクシーが観光地へ送迎、現地では電動カートで快適に移動 

◆マイクロツーリズムのすすめ
知ってそうで知らない地元の魅力。 ※星野リゾートHPより抜粋
近くにあるのに、まだ体験した事のない、心躍る体験や知られざる特産・名産・伝統工芸。見たことのない景色、触れたことのない文化、食べたことのない料理…。自宅から30分〜1時間で行ける範囲の旅行「マイクロツーリズム」で地元を再発見しませんか。
遠方や海外への旅行に対し、3密を避けながら地元の方が近場で過ごす旅のスタイル。きっかけになり、地域経済にも貢献します。保養目的で旅館やホテルに行き、温泉や自然散策、料理を楽しみ、活力を取り戻す滞在旅行です。
自宅から30分〜1時間程の距離で、安心、安全に過ごしながら地域の魅力を深く知る
地域内観光 地元の魅力を再発見 地域の方々とのつながり        


如何でしょう コロナ禍時代のニューシニアのお出かけ・・・

おまえ百まで、わしゃ九九まで、ともに白髪が生えるまで

2020年07月26日 | 日記
あるプラチナカップルのいい話
八王子市にお住いのK様から試乗希望のご依頼を受け現地へ。
高度成長期に開発された瀟洒な住宅街に位置していた。
夫婦仲の良い70代後半と思しきご夫妻はいつも2人して出かける日常。ご主人が運転免許証を返納、何か起きてからは遅いとの判断からだ。
幸い奥様が運転できたが行動範囲が狭くなればつまらない、家に閉じこもれば呆けにつながることを心配していた。
また足腰が衰え、遠方へ歩いて行くことが辛くなったこともその理由だった。

実車を見るなり驚嘆の声 『こんなに小さいんですね!』
組立や操作方法を教え、車両を持ち上げて車載性を体感してもらった。
一週間後、奥様からの明るい声を聴くことが出来た。『主人の誕生日が来週土曜日なんです。サプライズでプレゼントしたいので手配をお願いします』と。

当日、指定の時刻に到着・・・満面の笑顔で待ち受けていただきました。
『あなた~早く早く・・・』
『明日の日曜日さっそく出かけましょうね これ積んで!』

イケヤとコストコ巡り

2020年07月09日 | 日記
4月の発売時に超軽量カートを購入された愛知県在住M様から便りのメールがありました。
ご自身は間質性肺炎を患いもう20年、あらゆる体に良いことを試し、奇跡的に生きながらえている。
名医が・・・のTV番組を欠かさず視聴。その著名医師に直接コンタクトを行い、京都へ、東京へついにはマレーシア、シンガポールにまで先生を訪ねアドバイスを受けているそうだ。現在67才孫を見るまで絶対死ねない・・・その執念で生涯現役を続けている。

●過日は大変お世話になりました。車両を手配いただき本当にありがとうございました。
昨日、家内に請われ、イケヤとコストコに初めて行きました。
お世話いただいた電動カートが無ければ、絶対不可能なことでしたが、いやあ驚きました。
両店ともめちゃくちゃ広いんですよ。特にコストコは品物のボリュームに、さすが米国発と感嘆しました。

私は静かに歩くことなら少しくらい平気ですが、階段とか坂道、離れた場所への歩行は息切れがひどいのでできません。
現在は半分以下の肺機能ですが、順次委縮して行き最後は呼吸不全という難病を患っています。
それが昨日は自由にあちこち見てまわりました。子供の様だねと家内に笑われましたが。
おかげ様で辛いはずのかみさんとの買物の同伴が楽しいお出かけとなりました。
何時でも誘っていいよと家内に話すと、私の方が大変だわと苦笑いされました。
次は30年前、家内との初デート場所の東山公園へ出かけることを楽しみにしています。

最後に一言つけくわえます。
電動カートの操作を安易に考えていましたが、イケヤの店内では切替しやバックが多かった。
若いうちから利用して慣れるのがいいんでは。

この電動カートに感謝です。






高齢者層の元気は国を救う

2020年06月26日 | 日記

コロナ禍が始まり半年を数えます。
多くの人々がとりわけ個人事業主や小規模業者、フリーランスと呼ばれる若者にしわ寄せがかかっている。
そんな中、高齢者層の多くは収入減の影響をあまり受けていない模様である。
その証拠に高齢者向け通販は売上げが延びているそうだ。

さて高齢者のお出かけについての仕事をしている立場から、こんな思いに駆られます。

❒収入が安定しているのも、国家予算を大量に使うのも高齢者層
●コロナ禍によりインバウンドの低調⇒容易に回復するとは考えにくい状況
〇収入減少にあまり影響がなかった高齢者を名所、観光地へ、積極的なお出かけで健康維持
●観光バス、観光地、旅行社による新たな旅コラボの試み⇒高齢者の平日快適ツアーを企画
〇10才若返りツアー(美と健康の旅):ファッション、美容スタッフを同行し、若返りのスタイルを体験し、被服類の販売(アパレル企業とコラボ)
〇温泉と名水で健康グルメツアー(日本が誇る、温泉と名水で健康を創造)
●高齢者の元気は国を救う⇒福祉予算の低減につながる
〇高齢者の認知症発症5年遅延で2兆円の医療福祉予算の削減と国が試算
●高齢な父母の元気は現役世代を助ける⇒呆けて困るのは子供世代 (介護離職が多発)
〇免許証返納は認知症へのスタート。お出かけと電動カート利用で脳の活性化(呆け防止)
お出かけは最も有効なサプリメント⇒公共交通機関と電動カートの活用でエンジョイライフ
地域コミュニティーバスの更なる活用⇒電動カートとのコラボで利便性と不公平の解消
タクシーの利用率アップと収益性の向上⇒距離メーター制からエリア月ぎめ料金制の創設
タクシーに電動カートを積んでお買い物を快適に、お気軽ツアーを楽しく


仲睦まじい老夫婦 ~ちょい若奥様の粋な計らい~

2020年06月02日 | 日記

千葉県八千代にお住いのYさん、通販から新型車両MOBILE-X(車載可能な国内最軽量の電動カート)を買い求め、操作指導の依頼で勝田台へ向かった。コロナの緊急事態が解除されたとたん、道路は以前同様渋滞がひどいが、気分は軽やか・・・

ニュータウン地区特有の碁盤の目に整備された瀟洒な住宅街に位置していた。
購入されたYさんは86才とのこと。奥様がすぐに現われ、とてもしっかりされており、年の差が感じられました。
今はやりの、年上女房ではこうはいくまい(-.-)

購入はご夫妻で相談の上購入されたそうです。※奥さんが反対するケースが少なくないんです
奥様は自動車を運転してどこへでも出かけるのですが、このカートに一目ぼれ、購入を決めたんです。
ご主人を一緒に何処へでも連れていきたいと常々願っていたんですね。それが叶うと大喜び。

昨年、家に閉じこもりがちなご主人の為、最新の電動車いすを購入し、そのおかげでお出かけを覚え、とても元気になったとのことです。しかし、行動範囲が限られる為、いつも同じ場所の往復で飽きてしまったそうです。
アクティブな奥様はご主人をショッピングセンターやフラワーパークへ連れて行き、もっともっと元気にしたいんですって。
奥様は認知症防止について色々勉強され、特にお出かけの効能をお話くださいました。特に買物すること、身だしなみにも注意しているんだとか。

娘さんは海外に嫁いでおられ、このカートを飛行機に載せて会いに行けると、とても喜んでおられました。
息子さんは大手企業勤めで忙しく顔をなかなか見せてくれない・・・優秀に育てるのも考えもんだと苦笑いでした。

余程嬉しかったんでしょう、帰り際、ご主人から手を差し伸べ握手を求められました。
コロナも何の、次にお目にかかるときは今よりも元気を見せてくださいね~
バックミラーから、見えなくなるまで見送っていただき・・・
・・・今は亡き自身の父に思いを馳せました・・・

親孝行は生きている時しかできないんだ・・・m(__)m(涙)