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豪華客船で旅にする方が増加しているそうだ。
不名誉ながら、コロナ発生で一躍有名になった、ダイアモンドプリンセス号。
コロナ終息のシンボル的に航行が再開された。
代表的なスケジュールの一つ、神戸港を出帆、沖縄(那覇)、石垣島、台湾(基隆)周遊8日間の旅。
船内の移動は200m以上の距離と多層である為、歩くことが苦手な乗客にとって苦痛となってしまうと。
S様のご主人は杖の利用が必須で歩行が不得手という事で小型電動カートのレンタルの希望があった。
船内での利用は、一般的カートではサイズ的に不可能。それでJOYカートの利用と相成ったのだ。
ところが使用開始後しばらくでトラブルが発生、利用の継続が困難になり、困り果てていた。
今は便利な時代、東京の貸出会社担当者とLINEで連絡が付き、的確なやりとりから復旧。
製品が台湾製という事も幸いした。
顔も分からない中、双方のスケジュールをグループラインで調整し、無事基隆港にて修理の手筈を整えることができた。
そのお客様を神戸港に出迎へ、ポートターミナルで初めて船の巨体を目にした。確かにデカい。
早朝6時半に入港し、7時半から入国審査が始まった。
S様ご一行は8時半頃エレベーターで3Fに姿を現した。
すこぶる笑顔でJOYカートに乗ったご主人を迎えた。
トラブルのお詫びに対し、『これもいい旅の思い出になりました』と
いつか、私が迎へられる時が来ると思いをはせ・・・
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