電動カートは 交通弱者 買い物難民を救う

高齢化と買い物難民の因果関係は深い。コミュニティーバスより便利で自由にお出かけできる電動カートのエピソードなど。

高齢者層の元気は国を救う

2020年06月26日 | 日記

コロナ禍が始まり半年を数えます。
多くの人々がとりわけ個人事業主や小規模業者、フリーランスと呼ばれる若者にしわ寄せがかかっている。
そんな中、高齢者層の多くは収入減の影響をあまり受けていない模様である。
その証拠に高齢者向け通販は売上げが延びているそうだ。

さて高齢者のお出かけについての仕事をしている立場から、こんな思いに駆られます。

❒収入が安定しているのも、国家予算を大量に使うのも高齢者層
●コロナ禍によりインバウンドの低調⇒容易に回復するとは考えにくい状況
〇収入減少にあまり影響がなかった高齢者を名所、観光地へ、積極的なお出かけで健康維持
●観光バス、観光地、旅行社による新たな旅コラボの試み⇒高齢者の平日快適ツアーを企画
〇10才若返りツアー(美と健康の旅):ファッション、美容スタッフを同行し、若返りのスタイルを体験し、被服類の販売(アパレル企業とコラボ)
〇温泉と名水で健康グルメツアー(日本が誇る、温泉と名水で健康を創造)
●高齢者の元気は国を救う⇒福祉予算の低減につながる
〇高齢者の認知症発症5年遅延で2兆円の医療福祉予算の削減と国が試算
●高齢な父母の元気は現役世代を助ける⇒呆けて困るのは子供世代 (介護離職が多発)
〇免許証返納は認知症へのスタート。お出かけと電動カート利用で脳の活性化(呆け防止)
お出かけは最も有効なサプリメント⇒公共交通機関と電動カートの活用でエンジョイライフ
地域コミュニティーバスの更なる活用⇒電動カートとのコラボで利便性と不公平の解消
タクシーの利用率アップと収益性の向上⇒距離メーター制からエリア月ぎめ料金制の創設
タクシーに電動カートを積んでお買い物を快適に、お気軽ツアーを楽しく


仲睦まじい老夫婦 ~ちょい若奥様の粋な計らい~

2020年06月02日 | 日記

千葉県八千代にお住いのYさん、通販から新型車両MOBILE-X(車載可能な国内最軽量の電動カート)を買い求め、操作指導の依頼で勝田台へ向かった。コロナの緊急事態が解除されたとたん、道路は以前同様渋滞がひどいが、気分は軽やか・・・

ニュータウン地区特有の碁盤の目に整備された瀟洒な住宅街に位置していた。
購入されたYさんは86才とのこと。奥様がすぐに現われ、とてもしっかりされており、年の差が感じられました。
今はやりの、年上女房ではこうはいくまい(-.-)

購入はご夫妻で相談の上購入されたそうです。※奥さんが反対するケースが少なくないんです
奥様は自動車を運転してどこへでも出かけるのですが、このカートに一目ぼれ、購入を決めたんです。
ご主人を一緒に何処へでも連れていきたいと常々願っていたんですね。それが叶うと大喜び。

昨年、家に閉じこもりがちなご主人の為、最新の電動車いすを購入し、そのおかげでお出かけを覚え、とても元気になったとのことです。しかし、行動範囲が限られる為、いつも同じ場所の往復で飽きてしまったそうです。
アクティブな奥様はご主人をショッピングセンターやフラワーパークへ連れて行き、もっともっと元気にしたいんですって。
奥様は認知症防止について色々勉強され、特にお出かけの効能をお話くださいました。特に買物すること、身だしなみにも注意しているんだとか。

娘さんは海外に嫁いでおられ、このカートを飛行機に載せて会いに行けると、とても喜んでおられました。
息子さんは大手企業勤めで忙しく顔をなかなか見せてくれない・・・優秀に育てるのも考えもんだと苦笑いでした。

余程嬉しかったんでしょう、帰り際、ご主人から手を差し伸べ握手を求められました。
コロナも何の、次にお目にかかるときは今よりも元気を見せてくださいね~
バックミラーから、見えなくなるまで見送っていただき・・・
・・・今は亡き自身の父に思いを馳せました・・・

親孝行は生きている時しかできないんだ・・・m(__)m(涙)