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月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

熈代勝覧(きだいしょうらん)=壱拾八の巻 入歯所=

2013-02-16 12:00:00 | 歴史こぼれ話
こんにちは!月乃和熊(ツキノワグマ)です!!
  3.11東日本大震災 忘れない!風化させない!!
  
  月乃和熊(ツキノワグマ)も賛同しております
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熈代勝覧(きだいしょうらん)=壱拾八の巻 入歯所=

「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる景観」をご覧あれ!

不思議な店を見つけた。
木戸があって、よく見えないかもしれないが、のれんに「入歯所」と書いてある。
「井」の中に「松」と見えるから、松井というのが屋号か?本家清養丹とも書かれているらしいのだが、、、

その昔は、虫歯になると祈祷で治そうとしたらしいが、民間療法としては、梅干しを痛むところに張ったり、大根おろしの汁を痛い歯と頬の間にいれてみたり、よもぎの葉か葱の白根を痛む歯でかみしめさせたり、果ては蛇の抜け殻をかみしめさせたりと、痛みがひどくなることはあっても、けっして良くなることはなかった。

江戸時代になると口歯科と称する歯科医が、痛む歯や患部に薬を塗ったり、薬を飲ませたりしたが、現代のように歯を削る治療はできなかったので、最終的に歯を抜いて治療(?)した。

驚いたのは、江戸時代でも木製の入歯を作っていたことだ。

もともとは、安土桃山時代にまで遡るようだが、戦国時代も末期になると仏像などの注文が減った仏師が、生活の足しにしようと入れ歯を彫っていたものが、需要が増えて江戸時代になるころには、専門の入歯師として独立したようだ。

木製の入歯は非常に高級であったらしいが、「松井」は今でいうところの歯医者だったのだ!

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熈代勝覧(きだいしょうらん)

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