乃木夫妻の自殺後、血の付いたものを埋めた場所に建つ碑
乃木神社に隣接した旧乃木邸内にある
3.11東日本大震災 忘れない!風化させない!!
月乃和熊も賛同しております
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昨日は、たぶん地上波初の映画SPACE BATTLESHIP ヤマトを視ていて、ブログの更新をさぼっちゃいました
今日は気合を入れてお送りします
でも、今の日本に本当に欲しいですね。放射能除去装置
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乃木神社境内に鎮座する正松(せいしょう)神社
御祭神は玉木文之進と吉田松陰
【乃木大将】夫妻の悲しくも不思議な話
乃木希典、静子夫妻はそれぞれ不思議な体験をしているようです。
静子夫人は二人の息子、長男勝典(かつすけ)、二男保典(やすすけ)と夫を戦地に送り出す際に、銀座の資生堂で9円の香水を2つと8円の香水を1つ買い求め、9円の香水を二人の息子に、8円の香水を夫である希典に送りました。
戦死した時に腐臭にまみれないようにとの配慮だったそうです。
静子夫人の不思議体験(1)
二人の息子と夫が出征すると、静子は以前雇っていた女性と二人で2等列車乗って伊勢神社に参り、一心不乱に旅順要塞攻略の祈願をしていると、どこからともなく
「難攻不落の旅順永久要塞攻略の願いを聞き届ける代わりに、二人の息子の命を貰い受ける」
という意味の声を聞きいたそうです。
静子夫人の不思議体験(2)
ある日、自宅にいた静子は、勝典が帰宅して2階で本を読んでいるような気配を感じ、2階に行ってみたが誰もいない。
気のせいかと思いながらも、妙な胸騒ぎを抑えられなかった。
すると後日、知らせがあり、静子が妙な胸騒ぎを感じた明治37年(1904)5月27日は、旅順攻囲戦の前哨戦ともいえる南山の戦いにて、第2軍の将兵として参戦していた勝典が、ロシア軍の機関砲に腹部を撃ち抜かれ戦死した日であったのです。
希典の不思議体験
旅順要塞攻略に手間どっていた希典は、11月末の第3次総攻撃で、それまで攻め続けていた東北正面から、突然、攻撃目標を203高地に転換しました。
多くの人は、児玉源太郎が旅順に来て、希典から指揮権を取り上げ、203高地に攻撃目標を変更したと思い込んでいるようですが、事実は児玉が到着する前に、希典が攻撃目標の変更を決めました
第3軍の全力を挙げて203高地を攻撃している最中、希典は、ふと目の前に二男の保典が立っていることに気づいた。
驚いた希典は、「戦闘中にも関わらず父を尋ねてくるとは何事だ。すぐに持ち場に戻れ。」
と叱責すると、保典は何も言わず出て行った。
そのとき11月30日、後備歩兵第一旅団の副官として203高地攻撃の任にあたっていた保典は、銃砲弾が雨あられと降り注ぐ中、最前線へ伝令に行き司令部へ戻る途中、砲弾の爆風に吹き飛ばされ頭部を強打し戦死したのでした。
嗚呼悲しいかな
静子夫人は、長男の戦死の知らせを受け、血の涙を流すほど悲しんだそうですが、二男の戦死の報に接しては、気丈にも
「二人とも、よく死んでくれました。これで出征兵士の母親達に顔向けが立ちます。」
と言ったそうです。
心中察するに余りある・・・切ない言葉ですね
時は流れて明治帝崩御の後、大正元年9月13日大喪の礼の当日、乃木夫妻は早朝から正装に身を整え、写真を撮り宮中に参内しました。
そして、午後8時 礼砲が轟くと、それを合図に乃木夫妻は自決して果てたのであります。
今年、平成24年(2012)は、夫妻が亡くなってからちょうど100年目にあたり、9月13日には赤坂の乃木神社に行ってみようと思うのであります。
出でまして かえりまし日のなしと聞く けふの御幸に遇ふぞかなしき
(静子夫人辞世の句)
自決当日の静子夫人
関連記事 空前の消耗戦(南山の戦い)
前の記事 3インチ野砲VS有坂砲
攻囲戦のトイレ事情につづく~
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第1次総攻撃 第2次総攻撃 第3次総攻撃 28サンチ榴弾砲 旅順要塞降伏
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乃木神社に隣接した旧乃木邸内にある
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御祭神は玉木文之進と吉田松陰
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乃木希典、静子夫妻はそれぞれ不思議な体験をしているようです。
静子夫人は二人の息子、長男勝典(かつすけ)、二男保典(やすすけ)と夫を戦地に送り出す際に、銀座の資生堂で9円の香水を2つと8円の香水を1つ買い求め、9円の香水を二人の息子に、8円の香水を夫である希典に送りました。
戦死した時に腐臭にまみれないようにとの配慮だったそうです。
静子夫人の不思議体験(1)
二人の息子と夫が出征すると、静子は以前雇っていた女性と二人で2等列車乗って伊勢神社に参り、一心不乱に旅順要塞攻略の祈願をしていると、どこからともなく
「難攻不落の旅順永久要塞攻略の願いを聞き届ける代わりに、二人の息子の命を貰い受ける」
という意味の声を聞きいたそうです。
静子夫人の不思議体験(2)
ある日、自宅にいた静子は、勝典が帰宅して2階で本を読んでいるような気配を感じ、2階に行ってみたが誰もいない。
気のせいかと思いながらも、妙な胸騒ぎを抑えられなかった。
すると後日、知らせがあり、静子が妙な胸騒ぎを感じた明治37年(1904)5月27日は、旅順攻囲戦の前哨戦ともいえる南山の戦いにて、第2軍の将兵として参戦していた勝典が、ロシア軍の機関砲に腹部を撃ち抜かれ戦死した日であったのです。
希典の不思議体験
旅順要塞攻略に手間どっていた希典は、11月末の第3次総攻撃で、それまで攻め続けていた東北正面から、突然、攻撃目標を203高地に転換しました。
多くの人は、児玉源太郎が旅順に来て、希典から指揮権を取り上げ、203高地に攻撃目標を変更したと思い込んでいるようですが、事実は児玉が到着する前に、希典が攻撃目標の変更を決めました
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驚いた希典は、「戦闘中にも関わらず父を尋ねてくるとは何事だ。すぐに持ち場に戻れ。」
と叱責すると、保典は何も言わず出て行った。
そのとき11月30日、後備歩兵第一旅団の副官として203高地攻撃の任にあたっていた保典は、銃砲弾が雨あられと降り注ぐ中、最前線へ伝令に行き司令部へ戻る途中、砲弾の爆風に吹き飛ばされ頭部を強打し戦死したのでした。
嗚呼悲しいかな
静子夫人は、長男の戦死の知らせを受け、血の涙を流すほど悲しんだそうですが、二男の戦死の報に接しては、気丈にも
「二人とも、よく死んでくれました。これで出征兵士の母親達に顔向けが立ちます。」
と言ったそうです。
心中察するに余りある・・・切ない言葉ですね
時は流れて明治帝崩御の後、大正元年9月13日大喪の礼の当日、乃木夫妻は早朝から正装に身を整え、写真を撮り宮中に参内しました。
そして、午後8時 礼砲が轟くと、それを合図に乃木夫妻は自決して果てたのであります。
今年、平成24年(2012)は、夫妻が亡くなってからちょうど100年目にあたり、9月13日には赤坂の乃木神社に行ってみようと思うのであります。
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