大阪お好み焼チェーン「千房」が出所者雇用を続けるワケ
中井社長インタビュー全文前編
2018.09.04
https://the-liberty.com/article.php?item_id=14851
中井社長:「少年院や刑務所で反省し、真面目に勤めていたとしても、身元引受人と居住地がなければ、刑期満了まで出ることはできません。一方で、刑期が満了した場合は身元引受人も住む所もないまま放りだされると、これは間違いなく再犯につながります。
私たちのしている「職親プロジェクト」は、身元引受人となり、居住地と職場を提供するというものです。
今までも、「協力雇用主制度」といって、受刑者への就労支援のシステムはありました。ただこれは、ハローワークを通じての採用。
これに対して職親プロジェクトは、刑務所内で採用募集をし、服役中に面接をして内定を出すという、前代未聞のやり方です。着の身着のままの出所者を、企業側が衣食住を全部取り揃えて迎え入れます。」
後編
中井社長:「民間が積極的に採用し始めたことによって、刑務所内の空気も変わってきたようです。それまでは、内定者が出ても他の受刑者からやっかみを買わないように伏せていました。ですが、職親プロジェクトの活動が広がっていく中で、民間からの採用が、他の受刑者にとっても大きな励みとなることが分かった。
今では、内定者が出た際には、刑務官も含めて皆で祝福するといいます。刑務所も一体となって、再犯防止の成功事例をつくりたいと動いています。」
この中井社長はんは、ただもんやないで!
後編では、以下の事をゆうてまんねん。
「経済」とは「経世済民」、「経営」は「お経を営む」
「経済」という言葉は「経世済民」を省略したものです。本来の意味は、「世をおこし民をすくう」。
「経営」も仏教から出ている言葉で、「お経を営む」と書いてあります。
つまり、経済も経営も、ただの一文字も「お金儲け」とは書いてないんです。