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映画「主戦場」上映差し止めを求める共同声明

2020-03-29 15:47:34 | 映画・動画・映像・フィルム



「映画『主戦場』の上映差し止めを求める共同声明」を発表/「デザキ氏の反論動画」に反論!
http://ianfu-shinjitu.jp/LMC/?p=2421

2019年4月より各地で上映されている、慰安婦問題に関するドキュメンタリー映画『主戦場』に出演しているメンバー3名(藤岡信勝、山本優美子、藤木俊一)は、本日、東京プレスセンタービル大会議室で記者会見を行い、本映画に抗議する共同声明を発表しました。
 会見において、上記の出演者メンバーからは本映画が取材・製作過程、また内容についても著しく法的・道義的問題があることを強く抗議するとともに、今後、この映画を製作したデザキミキネ氏及び関係者を法的措置も含めて対応を行っていくことが発表されました。
 なお、この声明は上記3名に同じく映画に出演している、加瀬英明氏、ケント・ギルバート氏、櫻井よしこ氏、トニー・マラーノ氏の4名を加えた計7名の連名で作成されています。
 声明ならびに補足資料については、中段の会見資料PDFでご覧いただけます。

映画「主戦場」の上映差し止めを求める共同声明
Joint statement to stop the film “Shusenjo”より
「デザキ氏の反論動画」に反論!

 2019年5月30日 14時より日本記者クラブにて「映画【主戦場】の上映差し止めを求める」と題した記者会見を行った。
 初めに我々8人のこの映画に関する問題点を藤岡信勝教授が読み上げ、私(藤木俊一)、山本優美子氏の順番で、この映画のどこが問題で、何が違法行為や不法行為を構成しているのかについて話した。
 杉田水脈議員に関しては、この共同声明の中で謳っている「肖像権」が国会議員であるという立場上、主張できないので署名は出来ないが、内容に関しては我々と意見を同じにする。他の7名はこの共同声明に署名している。
 さて、この記者会見を配給会社の「東風」の担当者のK氏が見ていたとの連絡が入った。
 その直後に、出崎監督が短い動画を「主戦場」のYouTubeチャンネルとfacebookの「主戦場」のページに投稿していたので、それに関する反論を以下に記す。

赤色の文字が出崎監督の発言 黒文字が私(藤木俊一)の意見

 我々が5月30日に「主戦場」に関して開いた記者会見の最中か直後に、出崎監督は言い訳のための1本の動画を「主戦場のユーチューブチャンネル」にアップしました。卑怯なことにこの動画のコメント欄にはコメントできない様な設定にしています。反論されるのが怖いのなら、この問題に関わるべきではない。
 彼は、自分の表現の自由を謳歌しながら、他人の自由を認めないという卑怯者のやり方である。

・出崎監督:「映画の中の彼らの発言は自らの意思によるものです」

 問題は、映像の中の我々の発言が自らの意思であるかどうかではない。しかし、前後関係を無視して意図的に「切り取られている」ことを問題の1つにしているのである。

・出崎監督;「このフィルムの出来が良ければ、映画祭への出品や一般公開も考えている」と伝えた。
 映画祭への出品をするのも、一般公開をするのも問題ない。ただし、その前提となっている「合意」を反故にしていることが問題なのだ。また、「商業利用する」ことは、一言も聞いてない。もし、商業利用するのであれば、誰もインタビューを受けていなかったはずだ。少なくとも、トニー氏、ケント氏、藤岡氏、私の4人で話をしたところ、全員が同意見であった。
 また、ケント氏や櫻井よしこ氏は、日本でも有名なセレブリティであり、この様な方々を「商業利用する映画」の宣伝に「無料」で使えると考える方が常識を逸脱している。もし、彼・彼女らに他の映画の宣伝や、そのための画像を使う契約をすれば、数百万円~数千万円、2人合わせれば億の契約料になる可能性もある訳だ。それは、騙して「タダ」にしようと試みたのがこの出崎監督である。これが、もう一つの問題である。
我々側の出演者の誰も「商業利用する」とは聞いていない。「映画祭」や「公開」とは言っているが、「商業ベース」とは聞いていない。YouTubeに公開するのも「公開」である。
・出崎監督:大学生院生のプロジェクトや論文が学術雑誌に掲載されたり書籍になること決して異例のことではありません」←(出崎監督の動画の翻訳通り)

 またも、出崎監督は議論の中心を逸らし、関係無い事を突っ込んで、大人としての責任から逃れようとしている。

・出崎監督:「出来が良ければ、もっと多くの人に見てもらうため、映画祭や一般公開も考えています」←(出崎監督の翻訳そのまま)

 またも、どこにも「商業利用する」とは一切書かれていない。YoTubeに公開するのも、ニコニコ動画に公開するのも「公開」である。料金を取って「公開する」とは、書いていない。「多くの人に見て貰うため」であれば、無料で公開する方が寄り多くの人に見てもらえる事は明らかである。完全に出崎監督の詭弁いがいの何ものでもない。 

・出崎監督:「全ての取材対象者がこの映画の出演承諾書(合意書)にサインしています。公開に関する規定もあります」

 またも、どこにも「商業利用のため」とはありません。
・出崎監督:「2018年10月の釜山映画祭に先立ち私は全員に映画が上映されることをメールしました」←(出崎監督の翻訳のまま)

 出崎氏はフィルムの公開前に完成したものを私に見せるとの約束をしていました。そして、それが私の意図と違う使われ方をしていた場合は、その私がそれに対して不満である事をフィルムのクレジットに喜んで追加するとしていた。
 しかし、公開前には我々の誰にも完成したフィルムを見せることはなかった。そして、突然、メールで釜山映画祭で公開するというメールが送られてきたが、これは明確に「合意違反」である。自己中心的な言い訳に過ぎない。
 どのような言い訳をしようとも、問題点は、彼が嘘吐きであり約束を破ったという事である。
・出崎監督: 藤木氏から大変嬉しいメールを受け取りました。「映画に関する最新情報をありがとう。そして、おめでとう」という内容である。

 これは、文化的大人の礼儀として大学生が目標を設定し、それを完成したのであるから「おめでとう」と言うのは当然のことである。こう言う理由で、この時点でも「公開前に見せる」という約束を守っていない段階ではあったが、その完成させたことに関しての「おめでとう」である。
 ケント氏、藤岡教授と私はこの彼の言い訳に関する件で話をしたが、彼等も同様の完成に対して「おめでとう」というメールは「大人の礼儀として送った」「当然のことである」という見解であった。ケント氏のメールに関しては紹介しているが、藤岡教授からのメールは紹介していないようである。またも、「公開」は、料金を取ることではないことを付言する。
・出崎監督: 「この通り、映画が一般公開されることは知っていましたし、そしてその公開にとても乗り気だったのです」

 この時点で、我々の誰もが完成したフィルムを見ていなかったが、彼が「学術的研究なので公平に扱う」と主張していたので、疑う方が失礼である事は言うまでもない。そう言う常識を悪用したのが、この出崎幹根である。これは、完全に詐欺師の手口である。

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