キタデザインチームのブログ

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住宅リフォーム アスベスト除去

2008年09月05日 | Weblog

アスベストは新聞、テレビ等でも大きく取り上げられ、社会問題となっています。
アスベスト粉塵を吸入、ばく露すると5~30年先に肺がんや悪性腫瘍に発症する可能性が
あると言われています。
マスコミでは学校や工場大きな施設の報道が多いですが、一般の住宅にも外壁、屋根材、
鉄骨住宅の梁や柱の耐火被覆材に使われている場合があります。

昭和50年に吹き付けアスベストが禁止になった以降は、吹き付けロックウールに切り替わり
ましたが、昭和31年から50年までに建築された建物には使用されている可能性があります。

   

上の写真は屋根材にアスベストの施工があった例です。
リフォームの際には事前調査が必要になります。専門業者に依頼します
(事前調査には助成金がありますが、調査依頼の前に申請が必要です。)

①設計図書の確認 アスベストの有無を調べる
②不明の場合は現場の確認 目視→サンプリング
③分析調査  

調査の結果 含有率が0.1%以上の場合、建物の解体に際して届出が必要になり
アスベストの除去もしくは封じ込め工事が必要になってきます。
(申請は工事の14日前まで)

住宅の場合は昭和31年から50年までに建築された鉄骨の建物の場合は、リフォームの際
には注意が必要かと思います。

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