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夢から醒めて熱も冷めて

2019-12-08 17:02:00 | 私と私の対談
疲れた仕事の帰り道の運転、高速に合流する前に、いっつも気合いを入れる。

信号待ちの時に、

「まだ死ねない!」

と言ってから、うぉーっと加速して合流する。


「まだ死ねない」
の前には
「〇〇だから、」
という理由をつけるのだが、それは9割が恋愛絡みのことで。

大抵は、好きな人と次会える時のことを思い、
「〇日までは死ねない!」
と言っていたのだが、最近は変わってきた。恋愛絡みじゃなくなってきた。

なんも期待せず生きてる日々に、ポっと嬉しいことや幸せだなって思うことがあって、「人生って面白いなぁ」と思えるようになり、

「これからの人生が楽しみだから死ねない!」

と言うようになった。

言ってからうぉーって加速して合流してビュンビュン。



思えばここ数年、少なくとも5年、毎年なにか状況・環境が変わって地に足が着いていなかったように思う。

地に足をつけるのが怖かった、というのも、きっとある。

自分と、自分の置かれている状況を直視するのが怖かったんやろう。

やけど、最近32にしてやっと地に足着いてきた感がある。

もしかしたら、生まれて初めて、地に足が着いているかもしれない。

最近、自分そのものを見るのが怖くなくなった。
とても生きやすくなった。


一年前と比べて、私の状況・環境は何も変わっていない。

何も環境が変わってない一年で、私の心が変わった。

環境が変わらないと、人って変化出来ないと思ってた。だけど、そうじゃなかった。

私の場合は環境の変化のバタバタで誤魔化して、自分と向き合うことから逃げてただけやった。

ひとところに落ち着くのを恐れて変化ばかり求めてきたけど、どうやらこういう「なにも変化がない」時間が必要やったみたい。

つつがなく日々を回す中でないと、自分と向き合う余裕を捻出できないんだな。


あぁ、大学生のスケジュール帳。

あれをイメージしたらわかり易いな。


大学生の頃は、スケジュール帳のマスが埋まってないと、充実してないと思ってた。焦ってた。

でも今は、カレンダーの余白が愛おしい。

その余白を見て、ただの自分でいられる時間を持てることに安心する。


厄年なんやっけ?今年の私。

地味やけど、とっても良い年やった。
必要な一年だった。

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2 コメント

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Unknown (kitesari)
2019-12-11 09:33:38
アラー、のりおばちゃんもそうよね、やっぱり。
なかばにもそんな話をしたところだわん。
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Unknown (のりこ)
2019-12-09 18:14:59
ほんとに年取るに連れて一年て早く感じるようになってきてあたしも年取ったんだわぁて思うわよねぇ?ほんとやだ
返信する

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