大龍寺には、永代供養の合祀塔「永遠の光(いのち)の塔」があり、
年に数回、永代供養に関わる方々にお集まりいただいて
亡き方へのご供養、そして仏道修行の一時を過ごしています。
10月9日午後2時より、
平和祈願永代供養法要を開催しました。
法要では、参列された方に法要仏具を委ね、
鐘・木魚などのお手伝いをしていただいていますので、
法要の所作進退などは簡素なものにアレンジしています。
■法要差定
請鐘一会 法要開始を告げる鐘
七下鐘導師上殿 携帯用の鐘に先導されて導師が入堂
普同三拝 ご本尊様に三度礼拝
読 経 摩訶般若波羅蜜多心経
仏 名 永遠の光の塔三尊仏を称名
回 向 祈りの言葉
読 経 修証義
回 向 祈りの言葉
普同三拝 ご本尊様に三度礼拝
退 堂 法要の終了
法要の後、10分間ほど休憩を挟んで、
一同が車座になって勉強会をしました。
今回のテーマは「上堂」。
来年の書院落慶法要・開創350周年法要でも、
この上堂を修行する計画があることから、
今回のテーマとして取り上げてみました。
上堂というは、修行道場において5日に一度、
住職が修行者に仏教の教えを説き示す事です。
資料は、道元禅師の上堂などを記した『永平広録』から、
永平寺に伝わる「祖山本」の第1上堂と第48上堂の2題。
なお第1上堂は、道元禅師が初めて上堂された時のもので、
第48上堂は、世に流布した刊本において字句の補追を受け、
第1上堂として列せられることになったという上堂です。
いずれにしても、嘉禎2年(1236)10月15日という日付は変わりません。
新暦旧暦の違いはありますが、ちょうどいま頃ですね。
ただ今日では、5日に一度の上堂をしているお寺を私は知りません。
多くの住職さんが、住職就任・退任の時や
九旬安居という修行をこれから始める時など、
特別な時に問答と合わせて上堂される程度です。
勉強会の最後に、私が永平寺で修行していた時、
上堂よりも気楽な形式の小参で老僧に発した問い掛けについて
お話しをして、今回の法要・勉強会を終了しました。
年に数回、永代供養に関わる方々にお集まりいただいて
亡き方へのご供養、そして仏道修行の一時を過ごしています。
10月9日午後2時より、
平和祈願永代供養法要を開催しました。
法要では、参列された方に法要仏具を委ね、
鐘・木魚などのお手伝いをしていただいていますので、
法要の所作進退などは簡素なものにアレンジしています。
■法要差定
請鐘一会 法要開始を告げる鐘
七下鐘導師上殿 携帯用の鐘に先導されて導師が入堂
普同三拝 ご本尊様に三度礼拝
読 経 摩訶般若波羅蜜多心経
仏 名 永遠の光の塔三尊仏を称名
回 向 祈りの言葉
読 経 修証義
回 向 祈りの言葉
普同三拝 ご本尊様に三度礼拝
退 堂 法要の終了
法要の後、10分間ほど休憩を挟んで、
一同が車座になって勉強会をしました。
今回のテーマは「上堂」。
来年の書院落慶法要・開創350周年法要でも、
この上堂を修行する計画があることから、
今回のテーマとして取り上げてみました。
上堂というは、修行道場において5日に一度、
住職が修行者に仏教の教えを説き示す事です。
資料は、道元禅師の上堂などを記した『永平広録』から、
永平寺に伝わる「祖山本」の第1上堂と第48上堂の2題。
なお第1上堂は、道元禅師が初めて上堂された時のもので、
第48上堂は、世に流布した刊本において字句の補追を受け、
第1上堂として列せられることになったという上堂です。
いずれにしても、嘉禎2年(1236)10月15日という日付は変わりません。
新暦旧暦の違いはありますが、ちょうどいま頃ですね。
ただ今日では、5日に一度の上堂をしているお寺を私は知りません。
多くの住職さんが、住職就任・退任の時や
九旬安居という修行をこれから始める時など、
特別な時に問答と合わせて上堂される程度です。
勉強会の最後に、私が永平寺で修行していた時、
上堂よりも気楽な形式の小参で老僧に発した問い掛けについて
お話しをして、今回の法要・勉強会を終了しました。