私たちが手にする曹洞宗のお経本には
「三帰戒文(さんきかいもん)」
というお唱え(偈文;げもん)が収められています。
この偈文では
「当願衆生(まさに願わくは衆生とともに)」
というという言葉が繰り返し示されています。
この言葉には、私たちが他者と関わりあい、
共に道を求めていく「菩薩の誓願」が表れています。
菩薩は決して、自分ひとりで道を求め、
自分ひとりで法悦にひたることはせず、
自他が共に行じる道を進みます。
いま現実社会を振り返ってみると
「他人に迷惑・負担をかけられない」
という嘆息を聞くことがあります。
他人の迷惑を考えるというのは
相手を思う美徳かもしれませんが、
やりすぎると人の縁が損なわれます。
面倒をかけるかなぁ、と感じることでも、
自他共行、共に徳を積み、共に積善の余慶を味わうことが、
縁の中で生きる人間の大切な営みなのではないでしょうか。
まもなく春のお彼岸をお迎えいたします。
お寺参り・お墓参りに来られましたら、
これまでの様子や成果、現在の暮らしぶり、これからの課題などを、
ご本尊様、ご先祖様にお伝えするように致しましょう。
令和7年 春のお彼岸会
入りの日 3月17日(月)
明けの日 3月23日(日)
☸彼岸会中日法要
3月20日(木・春分の日)
午前11時『 終活・生活講座 ① 』(約40分)
「もしもの時、何が起きるのか?
午前11時『 終活・生活講座 ① 』(約40分)
「もしもの時、何が起きるのか?
~弔いの場で、あわてないように」
※葬儀社 天行社さんご講演
休憩をはさんで 『 中日法要 』(約30分)
・ 先祖代々/お戒名での供養
・ 永遠の光 平和祈願・永代供養
休憩をはさんで 『 中日法要 』(約30分)
・ 先祖代々/お戒名での供養
・ 永遠の光 平和祈願・永代供養
■お彼岸のご供養(お塔婆お申し込みについて)
「お塔婆」の建立供養のお申込みは、
【お建てになる方の名前・よみがな】
【ご供養のお戒名、または家名】
事前に当山までお知らせ下さい。
【お建てになる方の名前・よみがな】
【ご供養のお戒名、または家名】
事前に当山までお知らせ下さい。
「お布施(任意の金額)」
「お塔婆代(一本三千円)」を
お納めいただければ幸いです。
お彼岸のご供養は、「春分の日」のお彼岸法要にてお勤めします。
できるかぎり「中日法要」へのご参列をご予定いただければ幸いです。
事前お申し込みのお塔婆は、法要中に読み込みますので、
事前お申し込みのお塔婆は、法要中に読み込みますので、
法要修了後にお受け取り下さい。
不参加の場合は代理参拝を致します。
