10月9日の午後、主に近隣のご寺院様方にお集まり頂き、
二週間後に迫った諸法要の事前打ち合わせ(習儀)をしました。
一番大きな課題は「歎仏会(たんぶつえ)」です。
この法要は、大龍寺の開創350周年を記念し、
併せて、新書院「孝徳殿」の落慶法要として修します。
歎仏会の中には、仏名を唱えて礼拝をする部分がありますが、
この部分で、当山の開山(初代住職)から先代住職までの唱名礼拝をします。
大龍寺は現住職で30代目なので、先代29世まですべてお唱えをすると、
歎仏会だけでも1時間を優に超える法要時間になってしまいます。
当日はその他にも法要・式典が目白押しのため、
可能な限りコンパクトにまとめたくはあるのですが…
昨日は、上記の点を踏まえて、差定(式次第)を取りまとめました。
当山開創350周年・書院「孝徳殿」落慶 開山歴住報恩歎仏会
殿 鐘 三 会
七下鐘導師上殿
拈 香 法 語
献 湯 菓 茶 置き献湯菓茶
普 同 三 拝
読 経 摩訶般若波羅蜜多心経(参列者同唱)
散 華 の 偈 散華荘厳遍十方 散衆宝華以為帳
(浄 道 場) 散衆宝華遍十方 供養一切諸如来
歎 仏 の 偈 四八端厳微妙相 僧祇三大劫修来
面如満月目如蓮 天上人間咸敬仰(三遍)
一切恭敬
一心帰命三世諸仏 (三遍)
仏 名 興因十七世 大龍開山 大盛玄尊大和尚
・
・
・
二十九世雲巌洞元大和尚
※仏名は2~3世をまとめて唱名・礼拝を行う
七 仏 宝 号 南無毘婆尸仏
南無尸棄仏
南無毘舎浮仏
南無拘留孫仏
南無拘那含牟尼仏
南無迦葉仏
南無釈迦牟尼仏
回 向
普 同 三 拝
導 師 退 堂
散 堂
実際の法式に基づいて行ってみましたが、だいたい50分ほど掛かります。
歎仏会の習儀を終え、晋山・上堂・総回向(埋経法要)の習儀もしました。
「晋山」とは「山にすすむ」という意味です。
このお寺は大龍寺といいますが、お寺の名前の前には、「山号」というものがあります。
山を背負ってお寺が建立されたという古来の習慣が「山号」として残されており、
大龍寺の山号は「起雲山」といいます。
「山にすすむ」という言葉の意味するところは、
新任の住職がやってくるということになります。
この度は現住職の意向により、現副住職がこれからの住職として就任する法要となります。
多くのご寺院様方、檀信徒皆さまのお力添えをいただきながら、
行事の準備を進めさせていただいています。有り難うございます。
二週間後に迫った諸法要の事前打ち合わせ(習儀)をしました。
一番大きな課題は「歎仏会(たんぶつえ)」です。
この法要は、大龍寺の開創350周年を記念し、
併せて、新書院「孝徳殿」の落慶法要として修します。
歎仏会の中には、仏名を唱えて礼拝をする部分がありますが、
この部分で、当山の開山(初代住職)から先代住職までの唱名礼拝をします。
大龍寺は現住職で30代目なので、先代29世まですべてお唱えをすると、
歎仏会だけでも1時間を優に超える法要時間になってしまいます。
当日はその他にも法要・式典が目白押しのため、
可能な限りコンパクトにまとめたくはあるのですが…
昨日は、上記の点を踏まえて、差定(式次第)を取りまとめました。
当山開創350周年・書院「孝徳殿」落慶 開山歴住報恩歎仏会
殿 鐘 三 会
七下鐘導師上殿
拈 香 法 語
献 湯 菓 茶 置き献湯菓茶
普 同 三 拝
読 経 摩訶般若波羅蜜多心経(参列者同唱)
散 華 の 偈 散華荘厳遍十方 散衆宝華以為帳
(浄 道 場) 散衆宝華遍十方 供養一切諸如来
歎 仏 の 偈 四八端厳微妙相 僧祇三大劫修来
面如満月目如蓮 天上人間咸敬仰(三遍)
一切恭敬
一心帰命三世諸仏 (三遍)
仏 名 興因十七世 大龍開山 大盛玄尊大和尚
・
・
・
二十九世雲巌洞元大和尚
※仏名は2~3世をまとめて唱名・礼拝を行う
七 仏 宝 号 南無毘婆尸仏
南無尸棄仏
南無毘舎浮仏
南無拘留孫仏
南無拘那含牟尼仏
南無迦葉仏
南無釈迦牟尼仏
回 向
普 同 三 拝
導 師 退 堂
散 堂
実際の法式に基づいて行ってみましたが、だいたい50分ほど掛かります。
歎仏会の習儀を終え、晋山・上堂・総回向(埋経法要)の習儀もしました。
「晋山」とは「山にすすむ」という意味です。
このお寺は大龍寺といいますが、お寺の名前の前には、「山号」というものがあります。
山を背負ってお寺が建立されたという古来の習慣が「山号」として残されており、
大龍寺の山号は「起雲山」といいます。
「山にすすむ」という言葉の意味するところは、
新任の住職がやってくるということになります。
この度は現住職の意向により、現副住職がこれからの住職として就任する法要となります。
多くのご寺院様方、檀信徒皆さまのお力添えをいただきながら、
行事の準備を進めさせていただいています。有り難うございます。