MIKIとMAKIな日々

2009年12月9日、MIKIちゃんのママになりました。
2012年12月25日 MAKIちゃんのママになりました。

3.11

2012-03-11 23:13:38 | 二歳三ヶ月
今日は月末のマンドリンクラブの部内発表会でのアンサンブルチームの練習日でした。

大抵日曜日が練習の時は13時から数時間することが多い。。

でも今日は12時開始でした。

練習場所である公民館を予約してくれた人に皆がその趣旨を聞いてみると

「地震発生の2時46分に楽器を弾いていることがちょっと。。」

とのこと。

元々大好きなかわいらしい人だったけど、益々大好きになりました。

14時に練習を終え、皆で46分まで待ち、サイレンと一緒に皆で黙祷しました。

一年前のあの日の事、今でも鮮明に覚えている。

病院のロビーに面している調剤室内で働いており、なんだかロビーに設置しているテレビの前に

人がたくさん集まっていて、大地震が起こった事を知ったけど、まだ津波のことは

知らなかった。

17時半に仕事を終え、保育園にみきさんをお迎えに行った後、車で片道一時間以上かけて

面会時間ギリギリに父の見舞いに行き、帰宅するともう22時前。。

家に帰るとテレビの前で旦那さんが固まっていて、見ると仙台平野に襲う津波の映像でした。

え?

と映画の中のような光景に絶句し、夜泣きの度にテレビをつけると

普段テレビを放映していない時間帯でも原発のことをやっていました。

子供を産んで、価値観も変わり、この一年色々考えました。

そして、あの日見舞いに行った父ももういない。。

父を亡くし、どん底の悲しみの中、ちゃんと看取れた事、立派なお葬式をあげ、

父が大切に思っていた沢山の人達にお見送りしてもらったこと。

津波の被害者や遺族の方達の事を考えると、どん底の悲しみの中でも

まだ恵まれている方だと必死で自分に言い聞かせました。

ちゃんと送る事ができても、まだ父が亡くなったことが現実とは思えない日々。

ましてや、まだ行方不明のままである方達の家族の事を思うと本当に
言葉にすることができません。