「殺しの記憶」
ヴァージニア州ブリストル。親子3人でフットボール観戦に行く所で自宅の
電話が鳴る。どうで娘のジェニーからだろうと出ずに出発する。その留守電
にはジェニーの悲痛な助けを求める声が入っている。
休暇中のロッシにホッチから仕事の電話がかかる。執筆活動が順調ではない
ようでBAUに向かう。
ガルシアはJJの部屋のネームプレートを名残惜しそうに外す。早速メンバーが
揃うと捜査会議が行われる。ヴァージニア州ブリストルで若い女性カラと
ジェニー二人の遺体が続けざまに発見された。拷問の痕があり死因は電気
ショックによるものと判明した。手口からかつてロッシが捜査に加わっていた
「ブッチャー」の犯行に酷似していた。83年から95年にかけて20人ものブロンド
女性を殺害した犯人でロッシが該当する女性に注意喚起したので以後鳴りを潜め
ていた。殺害する前に女性に家族へ別れを伝える電話をかけさせる手口も同じで
あったのでロッシはブッチャーの犯行と推定するが、ホッチは現在70代の
ブッチャーではなく模倣犯の説を唱える。
現地のブリストル警察に到着したBAUの面々をグリーン刑事が出迎える。彼に
よると当時の担当刑事3人の内2人は既に亡くなっており残る1人も引退していた。
グリーン刑事を演じるのはDavid Rees Snell。「ザ・シールド」のロニー役が
有名ですね。髭を剃っていたので最初は気がつきませんでした。
モーガンとプレンティスはモルグへ行って殺害された二人の検視の報告を受ける。
二人共電気ショックを受けていて他にも全身に裂傷があり拷問を受けていたのが
わかった。
青年コルビーが知り合いの若い女性アナと話をしていると家から父親が出てきて
「メシはまだか!」とのたまう。(勝手に食え!)
ホッチはジェニーの両親にロッシはフィアンセの男性に話を聞く。「怖がるなと
言われたが怖い」とジェニーは話しているがそんな事は言ってないと語る。
コルビーと父親は自宅で色々な場所のスライド写真を見ている。その場所を覚えて
おらずコルビーと口論になっているが明らかにアルツハイマーの症状が出ていて
ボケたおす。
モーガンとプレンティスはジェニー拉致現場に来て検証する。人通りの多いこの
場所でどうやって拉致して連れ去ったのか?死角を見つけるもののどうやら二人
による犯行とわかる。
当時の犯人の音声テープを聞くロッシ。家族にかける電話で女性に「楽しむ」と
言えと脅しているのがわかる。ジェニーの電話と20人目の女性の電話が同じ内容で
あった。プレンティスは凶器のナイフが2種類が使用されている点から2人組の
チームの犯行と断定する。
コルビーと父親は若いヘザーを言葉巧みに誘って車に拉致して連れ去る。そして
翌日にはヘザーの遺体が発見される。ロッシは改めてブッチャーの犯行だと言い、
ホッチは模倣犯の説を変えないので仕方なく両方の線で平行して捜査する事にする。
そして新たにプロファイリングして犯人は拷問場所を持っていて犯行は秩序型。
囮を使って誘き出す手口と推測する。
コルビーと父親は食事をしている。「今回が初めて仕事をした」と言う父に対し
て10歳から手伝っていたと反論する息子。そしてボケたおす父親。そして次の
ターゲット候補の女性の写真を複数見せる。父親はコルビーが知っているアナを
求めるが「ご近所だから」と言ってやんわり断り代わりの女性を選ばせる。そして
その女性が実演販売している所へ見に行く。
BAUでは犯人二人の関係を夫婦、親子、兄弟のいずれかと候補をあげる。ロッシ
は親子が犯人だと断言する。そしてヘザーの父親の職場にも電話があって
「私は楽しんだ」と言わされておりブッチャー説が有力となる。
親子は拉致して来た女性を縛りつけていた。父親はアナを拉致しなかった
コルビーを責めて怒り心頭で拉致した女性をナイフでメッタ刺しにして
惨殺する。
ホッチらはブッチャーが以前殺害した20人の内2人だけ電話をかけさせていな
かったのを突き止めてその2人をプロファイリングする事にする。
コルビーは殺害した女性を裏庭に埋めている。それを眺めている父親が
「久しぶりに狩りに行きたい」とほざく。昨日の犯行をすっかり忘れてしまう
大ボケぶり。かなりの重症である。
ホッチらは1人目と8人目の被害者が電話をかけていなかった。8人目のカレン
は夫リー・マレンと息子コルビーがいたのもわかった。今はマレンが息子
コルビーと同居していて二人共電気技師である。犯人と断定して早速家に
向かう。
コルビーは父に一人で獲物を見つけに行くと伝言メモを置いて家を出る。
そしてアナの働く店に行って彼女に会う。
家には捜査チームがやって来る。直ぐにマレンを捕まえようとすると何と失禁
する始末。彼がアルツハイマーと確認する。裏庭から墓穴が発見されて伝言
メモも見つかり息子コルビーの加担が確定する。そこへアナを拉致したコルビー
が帰ってくるがパトカーを見かけて慌ててトンズラする。室内ではモーガンが
拉致現場のスライド写真を見つける。
コルビーはアナを拷問部屋に連れて来て縛りつける。アナの命乞いも完全無視
で殺害の準備を始める。
ロッシはマレンを聴取するがアルツハイマーを患うマレンはボケたおす。
「女房も殺したんだろ?」と尋ねても大ボケをかますので「おむつでもしてろ!」
と叫ぶロッシ。やがて「レックスウェル・・」と言うのでその名前をガルシア
が調べる。それは老舗のカメラメーカーとわかり、昔は電気ショック療法の医療
器具を作っていた事もわかる。この州で電気ショック療法をしていた病院は2件。
そして親子の顧客でクロス検索してヒットした場所「オークトンセンター」は
かつて精神病院であったのもわかり早速向かう。
病院の中で拷問部屋を発見して二人も見つける。コルビーはアナに刃物を突き
つけて抵抗するが、父親が母を殺した事を思い出させて説得すると観念したのか
刃物を置く。少年時代の記憶が今もトラウマになっていたのである。アナも無事
救出する。
署ではブッチャー逮捕でグリーン刑事は大喜び。マレンは収監された刑務所で
手首を切るが幸い命に別状はなかったがすっかりボケきってしまう。ロッシらは
何とも言えぬ表情で帰路に着く。
毎回様々なシリアルキラーが登場しますが今回のマレンはボケながらも残虐と
いうちょっとタイプの違う犯人でした。20人以上も殺したのにアルツハイマーと
いう事は死刑とかにはならないのかな?まぁアメリカは州によって法律が違う
のでヴァージニア州はどうなんでしょう?
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では、また
ヴァージニア州ブリストル。親子3人でフットボール観戦に行く所で自宅の
電話が鳴る。どうで娘のジェニーからだろうと出ずに出発する。その留守電
にはジェニーの悲痛な助けを求める声が入っている。
休暇中のロッシにホッチから仕事の電話がかかる。執筆活動が順調ではない
ようでBAUに向かう。
ガルシアはJJの部屋のネームプレートを名残惜しそうに外す。早速メンバーが
揃うと捜査会議が行われる。ヴァージニア州ブリストルで若い女性カラと
ジェニー二人の遺体が続けざまに発見された。拷問の痕があり死因は電気
ショックによるものと判明した。手口からかつてロッシが捜査に加わっていた
「ブッチャー」の犯行に酷似していた。83年から95年にかけて20人ものブロンド
女性を殺害した犯人でロッシが該当する女性に注意喚起したので以後鳴りを潜め
ていた。殺害する前に女性に家族へ別れを伝える電話をかけさせる手口も同じで
あったのでロッシはブッチャーの犯行と推定するが、ホッチは現在70代の
ブッチャーではなく模倣犯の説を唱える。
現地のブリストル警察に到着したBAUの面々をグリーン刑事が出迎える。彼に
よると当時の担当刑事3人の内2人は既に亡くなっており残る1人も引退していた。
グリーン刑事を演じるのはDavid Rees Snell。「ザ・シールド」のロニー役が
有名ですね。髭を剃っていたので最初は気がつきませんでした。
モーガンとプレンティスはモルグへ行って殺害された二人の検視の報告を受ける。
二人共電気ショックを受けていて他にも全身に裂傷があり拷問を受けていたのが
わかった。
青年コルビーが知り合いの若い女性アナと話をしていると家から父親が出てきて
「メシはまだか!」とのたまう。(勝手に食え!)
ホッチはジェニーの両親にロッシはフィアンセの男性に話を聞く。「怖がるなと
言われたが怖い」とジェニーは話しているがそんな事は言ってないと語る。
コルビーと父親は自宅で色々な場所のスライド写真を見ている。その場所を覚えて
おらずコルビーと口論になっているが明らかにアルツハイマーの症状が出ていて
ボケたおす。
モーガンとプレンティスはジェニー拉致現場に来て検証する。人通りの多いこの
場所でどうやって拉致して連れ去ったのか?死角を見つけるもののどうやら二人
による犯行とわかる。
当時の犯人の音声テープを聞くロッシ。家族にかける電話で女性に「楽しむ」と
言えと脅しているのがわかる。ジェニーの電話と20人目の女性の電話が同じ内容で
あった。プレンティスは凶器のナイフが2種類が使用されている点から2人組の
チームの犯行と断定する。
コルビーと父親は若いヘザーを言葉巧みに誘って車に拉致して連れ去る。そして
翌日にはヘザーの遺体が発見される。ロッシは改めてブッチャーの犯行だと言い、
ホッチは模倣犯の説を変えないので仕方なく両方の線で平行して捜査する事にする。
そして新たにプロファイリングして犯人は拷問場所を持っていて犯行は秩序型。
囮を使って誘き出す手口と推測する。
コルビーと父親は食事をしている。「今回が初めて仕事をした」と言う父に対し
て10歳から手伝っていたと反論する息子。そしてボケたおす父親。そして次の
ターゲット候補の女性の写真を複数見せる。父親はコルビーが知っているアナを
求めるが「ご近所だから」と言ってやんわり断り代わりの女性を選ばせる。そして
その女性が実演販売している所へ見に行く。
BAUでは犯人二人の関係を夫婦、親子、兄弟のいずれかと候補をあげる。ロッシ
は親子が犯人だと断言する。そしてヘザーの父親の職場にも電話があって
「私は楽しんだ」と言わされておりブッチャー説が有力となる。
親子は拉致して来た女性を縛りつけていた。父親はアナを拉致しなかった
コルビーを責めて怒り心頭で拉致した女性をナイフでメッタ刺しにして
惨殺する。
ホッチらはブッチャーが以前殺害した20人の内2人だけ電話をかけさせていな
かったのを突き止めてその2人をプロファイリングする事にする。
コルビーは殺害した女性を裏庭に埋めている。それを眺めている父親が
「久しぶりに狩りに行きたい」とほざく。昨日の犯行をすっかり忘れてしまう
大ボケぶり。かなりの重症である。
ホッチらは1人目と8人目の被害者が電話をかけていなかった。8人目のカレン
は夫リー・マレンと息子コルビーがいたのもわかった。今はマレンが息子
コルビーと同居していて二人共電気技師である。犯人と断定して早速家に
向かう。
コルビーは父に一人で獲物を見つけに行くと伝言メモを置いて家を出る。
そしてアナの働く店に行って彼女に会う。
家には捜査チームがやって来る。直ぐにマレンを捕まえようとすると何と失禁
する始末。彼がアルツハイマーと確認する。裏庭から墓穴が発見されて伝言
メモも見つかり息子コルビーの加担が確定する。そこへアナを拉致したコルビー
が帰ってくるがパトカーを見かけて慌ててトンズラする。室内ではモーガンが
拉致現場のスライド写真を見つける。
コルビーはアナを拷問部屋に連れて来て縛りつける。アナの命乞いも完全無視
で殺害の準備を始める。
ロッシはマレンを聴取するがアルツハイマーを患うマレンはボケたおす。
「女房も殺したんだろ?」と尋ねても大ボケをかますので「おむつでもしてろ!」
と叫ぶロッシ。やがて「レックスウェル・・」と言うのでその名前をガルシア
が調べる。それは老舗のカメラメーカーとわかり、昔は電気ショック療法の医療
器具を作っていた事もわかる。この州で電気ショック療法をしていた病院は2件。
そして親子の顧客でクロス検索してヒットした場所「オークトンセンター」は
かつて精神病院であったのもわかり早速向かう。
病院の中で拷問部屋を発見して二人も見つける。コルビーはアナに刃物を突き
つけて抵抗するが、父親が母を殺した事を思い出させて説得すると観念したのか
刃物を置く。少年時代の記憶が今もトラウマになっていたのである。アナも無事
救出する。
署ではブッチャー逮捕でグリーン刑事は大喜び。マレンは収監された刑務所で
手首を切るが幸い命に別状はなかったがすっかりボケきってしまう。ロッシらは
何とも言えぬ表情で帰路に着く。
毎回様々なシリアルキラーが登場しますが今回のマレンはボケながらも残虐と
いうちょっとタイプの違う犯人でした。20人以上も殺したのにアルツハイマーと
いう事は死刑とかにはならないのかな?まぁアメリカは州によって法律が違う
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