クリミナル・マインド11 FBI行動分析課 #18 「美しき惨事」

「美しき惨事 / A Beautiful Disaster」

(HPより)

病院の前でモーガンと談笑していたサヴァンナが何者かに狙撃され、すぐさま

救急入口から手術室に運ばれる。弾の角度から見てサヴァンナとおなかの子ど

もは自分の身代わりになったと悩むモーガンに、ホッチは捜査を離れるよう命

じる。しかし、狙撃犯がBAUへの通報に使った公衆電話から「赤が見えるか」

と記されたメモが発見されると、その内容には心当たりがないと言いながらも

モーガンはひとり犯人の待つ場所に向かう……。

(以下、私的感想です)

病院の監視映像に映る１人の男、それはモーガン拉致犯を雇ったと思われる一

味のボスのチャズだった。モーガンは居ても立っても居られず単身で行動に出

る。所有する赤いドアの家へ向かい室内に入るとチャズが銃を向ける。病院の

監視映像をモニターで見せて「俺の手下がお前の仲間を監視している。俺がこ

こから連絡しなくなれば手下がお前の仲間を殺す」と脅す。こいつは自分の息

子が死んだのはモーガンのせいだと主張。だが彼は否定する。リードはモーガ



ンが別宅を所有しているのを知りそのドアが赤いのがわかる。そこに２人はい

ると突き止める。そんな中、意識を取り戻したサヴァンナがいよいよ出産しそ

うになる。チャズは銃に弾を入れてロシアンルーレットを始める。いつ弾が出

るかわからない。そして電話をかけてガルシアに話をさせる。モーガンは殺さ

れると悟って「サヴァンナを頼む・・」と言う。だがチャズが固定電話をかけ

ていたのを見てこの家には電話線を引いていないので仲間がいると言うのは嘘

だと思い、直ぐに飛びかかる。所詮は老いぼれのじじい風情、若いマッチョな

モーガンに勝てる訳がない。チャズのおでこに銃を突きつける。チャズは「

さぁ撃てよ！ほら、腰抜けのチキンが！さっさと撃ったらんかい！」と吠える

が引き金を引くのを止める。そこへホッチら捜査チームが突入して来る。速攻

でじじいを逮捕する。事件解決後、モーガン達は病院へ急行。サヴァンナは、

無事に出産。母子共に健康。元気な男の子誕生にモーガンは大はしゃぎ。そし

て彼は大きな決断を下す。これからは守るべき家庭を大事にしたいとホッチに

BAUを去る意思を伝える。そしてメンバー個別にも別れを告げる。リードは、

「モーガン兄貴がいなくなるなんて・・」と号泣するも「泣くんじゃね～。

弟よ」と言って優しく抱き締める。モーガンのジュニアの名前にはなんとスペ

ンサーの名が入っている。これにはリードもニヤリ。そして最後はガルシアに

別れを言う。彼女は巨体を揺るがして号泣。いつもは「ベイビー」と言う所を

「ペネロープ」と優しくささやく（もうカッコ良過ぎるぜ！モーガン兄貴）。

帰り際、皆が新たな事件の会議をしているのを横目で見ながらモーガンは１人

BAUを静かに去って行くのだった。



(今回は・・・）

ファンならずとも涙、涙の別れでした。最後にモーガンが語る格言は、かつて

プレンティスがBAUを去った時と同じ格言だったそうです。そのプレンティス

が次回久しぶりに帰って来ます。去る者がいれば、また帰って来る者もいるん

ですね。では、また