クリミナル・マインド12 FBI行動分析課 #3 「タブー」

「タブー / Taboo」

(HPより)

ホッチが特別な任務でしばらくBAUを離れることになり、プレンティスがロン

ドンから助っ人に来る。そこに、フロリダ州でドラム缶にコンクリート詰めさ

れた女性遺体が相次いで発見される事件が発生する。被害者はいずれも息子を

持つ30代のシングルマザー。遺体にはロボトミーの施術痕があることも判明し

た。さらに3人目の被害者が見つかると、遺族の目撃証言からコンクリートに

着目したBAUは現場を張り込む……。

(以下、私的感想です)

3人目の被害者が見つかりBAUはプロファイリングを公表する。犯人は30～40

歳の白人男性。鼻腔に穴を開けて脳に塩素を注入して腐敗を早めている。標的

は30代のシングルマザー。医学的知識はなく、体は頑丈でガテン系の仕事に従

事しているマッチョなクズ野郎なのだ。ガルシアの調べで被害者3人の住宅は

何れも建築会社も警備会社も同じだった。だが3人に共通する犯人らしき該当

人物は見当たらない。捜査が暗礁に乗り上げる中、張り込み作戦に出る。プレ

ンティスとルークが待機していると怪しい車を発見し降りてきた男を追及する

と、若いカップルだった。その様子を物陰から犯人が見つめている。張り込み

は失敗だった。自分が捜査されていると気づいた犯人は帰宅後に怒りが爆発。

衝動的に母親を殴り倒してしまう。その母親もコンクリ詰めにしようとする。

犯人のスチュワートは実の母親が育児放棄したので今の母親グロリアに引き取

られた。だが娘のリネルが交通事故で脳に損傷を負って行動が不安定に陥って

いた。ガルシアの調べでリネルが16歳の時に出産したのがスチュワートだった。

彼が母親だと思っていたグロリアは実は祖母だったのだ。そんな事は露知らず

セクシーなリネルと合体しようと迫るとその事実を告げられ拒否される。その

驚愕の事実を知り発狂したスチュワートはリネルを速攻で殺害。そして今、母

親・・・ではなく祖母のグロリアも殺そうとコンクリートを流し込んでいると

捜査チームが到着。グロリアは保護され、スタコラサッサと逃げ出すスチュワ

ートは元陸軍の武闘派ルークが速攻で逮捕する。事件解決後ルークは、張り込

みの時に自分が陸軍の75連隊にいたと言ったがその事は皆に言わないで欲しい

とプレンティスに口止めする。

(今回は・・・）

犯人の祖母グロリアを演じたのはSherilyn Fenn。「ツイン・ピークス」で

小悪魔オードリー役だった彼女もすっかり太ってオバハン（失礼）に変貌して

驚きました。