紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

アンフォゲッタブル 完全記憶捜査 #4 「救いの女神」

2014-01-12 | Unforgettable
「救いの女神 / Check Out Time」

公園で複数の対戦者相手にチェスに興じるキャリー。その傍らで青年の描く
絵を見て、またあの日の事を断片的に思い出すが事件の一報が入る。

今回の事件はホテルで男性がバスローブ姿のまま撲殺された。キャリーも現場
に到着。ホテルの警備主任トム・マーティンにも協力してもらう。被害者は
ブレッド・ラングリー。本人以外の入室者は客室係のマリア・オルティスだけで
その彼女は行方不明。だがTVから流れるニュース番組に敏腕弁護士を伴って
「レイプから身を守っての行為」と記者会見している姿が映し出されている。
それを見て苦虫を噛み潰す表情のたアル節炸裂「見つけたな」

客室係のマリアが乱れた着衣でラングリーの部屋から立ち去る模様が防犯映像
に写っていた。レイプされたなら何故先に警察に連絡せずに弁護士の元へ行った
のか?その弁護士は有名なデビー・モーザーという女性である。

キャリーとロー刑事は早速マリアを聴取するがモーザー弁護士がいちいち横槍を
入れるので何も聞けない。結局襲われたので反撃したという正当防衛の主張だけで
終わった。


ギルロイ検事の調べでマリアは3年前に別のホテルで客室係をしていた時に
彼氏と共謀して客のPCを盗んだらしく解雇されていた。速攻で家宅捜査令状を
とって家を捜査する。室内を捜査員総出で隈なく捜査するが、ホテルから盗んだ
ような品は鉛筆一本見つからなかった。

キャリーとアルは被害者ラングリーがビンガム製薬の専属弁護士と判明しその
会社に出向く。そこの責任者に話を聞く。ラングリーは以前に不適切な行為で
人事部から苦情が出た事があったらしい。キャリーはラングリーがソフトボール
の時に使用するというバッグを見て記憶が蘇る。

ホテルの外で見かけたホームレスのじじいが持っていたのを思い出したので、
そこへ向かうとやはりじじいはそのバッグを抱えていたので速攻で逮捕する。
だが「これを拾っただけで殺しなんかしていない」と、眠たい事をぬかす。

その後の調べでマリアは前のホテルではPCを盗んでいなかったのに濡れ衣で
解雇されたのがわかった。そしてロー刑事の調べでラングリーの宿泊していた
部屋の隣の客は元特殊部隊所属のアラン・リチャーズ。今はビンガム製薬の
警備員である。そしてホテルの防犯映像を見るとラングリーを常に張り込んで
いた。つまりラングリーは自分の会社にマークされていたのだ。

ビンガム製薬は自社製品に発癌性のある薬品があり、訴訟を起こされていた。
そして検視の結果ラングリーには癌の治療痕があった。

キャリーはマリアの家から押収した写真を返しにマリアの元へ出向く。弁護士
の入れ知恵で口を閉ざすが、写真の車椅子の少年の事を尋ねると息子のホセで
金持ちの車に撥ねられて足が不自由になったと言う。


マイク刑事の調べでリチャーズは尾行は認めたが殺害は否定しアリバイも立証
された。そしてラングリーはビンガムに訴訟を起こした女性ガーバーを探して
いたらしい。そんな中、キャリーがマリアに会った事でモーザーが文句を言い
にわざわざやって来てしこたま嫌味をほざいて帰って行く。

ガーバーを署に呼んで話を聞く。ラングリーはガーバーの息子を探していたらしい
が既に養子に出していたらしい。その子の父親が事件に関与しているとアルは
睨んだがガーバーは否定する。何とラングリーがその子の父親だったのだ。

ラングリーが癌で子供を作れない体になっていたので唯一の我が子に会いたいと
懇願したので養子斡旋所を教えたらしい。

ローの調べで里親はスミス夫妻と判明しアルとキャリーは直ぐに出向く。キャリー
は浴室にあったアヒルの人形を見て同じ物が現場にもあったのを思い出す。それで
妻のサンドラを追求すると事実を語り出す。実はラングリーが子供の親権が欲しい
と訪ねて来た。彼は敏腕弁護士なだけに自分達は不利だと考えて、ホテルで知り
会ったマリアに3万ドルで彼に近づいてセクハラを訴えるように手配していたのだ。
だが予想外の展開に驚いていたのだ。

マリアは逮捕された。だが現金の授受を証明する証拠がなければ起訴材料には弱い。
ニーナ刑事が周辺の金融機関を調べたがマリアは週500ドルを国に送金しているだけで、
おまけに事件当夜も銀行で並んでいた。するとホテルの防犯カメラに写っていたのは
何故か?


キャリーが映像を見直すと通路に置かれてあった花は、捜査チームが到着した際は
バラだった。つまり犯行時はバラだった筈。だが映像ではひまわりになっている。
これは改ざんされた映像だった。これを改ざん出来るのは警備主任のマーティン
だけである。

マリアが逮捕された途端に手を引いたモーザー弁護士。キャリーはマリアの無罪を
訴えて引き続き弁護するよう説得する。

防犯映像は事件前後2日分が消去されていたと、これまた眠たい言い訳をするマーティン。
だがこれでは立件出来ない。マイクの調べでマリアの子供をアメリカに引き取った
際の身元引き受け人がマーティンになっていたのがわかった。

モーザーもマリアの無罪を知るやまた復帰。そしてマリアは事実を語る。実は
スミス夫妻に子供が奪われるからと頼まれていたがラングリーは自分の子供だから
取り戻したいからと現金を支払うと言ってきた。それでその話にのったが、マーティン
に相談すると「もっと金は貰える」と言われた。そして偽の映像をマーティンが
保険用に作った。だがラングリーは支払いに来ず。それでキレたマーティンが
ラングリーと口論になり殺害。そしてマリアにはラングリーにレイプされそうに
なって殴ったと言えと脅された。拒否したら映像を公開すると脅されたのだ。

マリアは囮になって一人マーティンを待つ。何も知らずのこのこやって来る。
そしてうまくいったと喜ぶマーティン。車内でその様子を聞いているアル達。
殺害の事をしゃべり出した所で速攻でマーティンを逮捕する。


事件解決後、アルはキャリーを地下の一室へと招く。そこにあるPCに似顔絵作成
ソフトが入っている。ここで心おきなく姉殺害の犯人の顔が断片的に思い出せたら
その都度作成していけるという訳だ。キャリーは早速記憶の中から男の顔を書こう
と試みる。

~今回は~

キャリーならではの(特に女性の気持ちを理解した)被害者へのアプローチが
功を奏して見事に犯人特定へと繋がりました。

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では、また


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