古舘伊知郎トーキングブルースを見てきた。
見てきた、というのが適切かどうか。2時間半ひたすら喋り倒しているのだから聞いてきた、または聴いてきた、というべきか。
落語は口演と言ったりするから、これもまぁ口演ということになるか。
落語は(たいていは)座って喋る芸、古舘伊知郎は立ってはいるが「スタンダップコメディ」ともまた違う。
話はあちらこちらに飛ぶ。必死でついていく。あっと言う間、といいたいが、この会場の椅子は移動できるようになっている仮設の椅子なので、ケツの痛さを必死で我慢して、ADHDの私としては意識があっちこっちそっちに飛ぶのを必死で元に戻して聞く。
今年70歳だそうだ。
「俺なんかどうせ68歳で死ぬんだし(未婚独身者の平均寿命は68歳だそうだ)」とうそぶいていたが、考えを改めよう。70になっても足腰しっかりしてぼけずに暮らしていけるように考えよう。
それにしても12月の金曜夜の六本木は華やかで、自分とはまったく無縁の人たちが笑いさんざめいていた。みんな幸せそうでいいなぁ。
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