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柿田川湧水

2011年07月11日 | 柿田川湧水
柿田川湧水

柿田川(かきたがわ、かきだがわ)は、静岡県駿東郡清水町を流れる、全長約1.2km、
狩野川水系の一級河川。

柿田川はほぼ全量が富士山に降った雨が由来の湧き水である。
他にも富士山の湧水は、忍野八海や白糸の滝、湧玉池が有名である。
また、長良川・四万十川とともに日本三大清流にも数えられる。



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【地理】
柿田川公園第二展望台から見られるわき間静岡県駿東郡清水町伏見にある柿田川公園の
「わき間」から湧き出る湧き水に源を発し清水町役場付近で狩野川に合流する。
清流で知られ、水温は季節を問わず15℃前後。水中の植物としてミシマバイカモが有名である。
上流に公園があり地下水の湧く様子を展望できる。

豊富な水を求めて工場が進出、排水のたれ流しにより水質は悪化し、魚も住めない状態になる。
1970年代には護岸のため、部分的に川縁がコンクリートに覆われるなどしたが、
1980年代には地元有志によるナショナルトラスト運動(工場の移転運動や清掃活動)が開始され、
カワセミ等も生息する環境が残された。現在もトラスト地の買い上げを行っており、まだ一部未取得の部分がある。







柿田川湧水群名水百選にも選ばれ、湧水量は日に70万トンから100万トン程で東洋一[1]を誇る泉。
上水道用水にも利用され、清水町のみならず、周辺の沼津市・三島市・長泉町などにも送水されている。
ただし水利権は沼津市水道部が持っている。

柿田川がきれいになり、駿河湾のサクラ海老の漁獲量が大幅に増えた。

近くに泉の館(古民家・村上邸)があり、名水を使って造った豆腐や蕎麦が食べられ、
遊歩道も整備され湧水を汲んで持ち帰ることもでき、憩いの場となっている。