~ 権兵衛のつぶやき ~

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大山「阿夫利神社」の紅葉

2015年10月16日 | 大山阿夫利神社

大山「阿夫利神社」の紅葉

大山は古くから霊山として篤く信仰をされていました。
隆盛を極めた江戸期には年間数十万の人々が来山したと記録されています。
当時、民衆の間では伊勢詣りを始め、寺社に参拝することが大流行していました。
その中で、江戸の町から二、三日の距離にある大山は気軽に参拝できることから、
絶好の行楽地としても愛されたのです。
大山に参拝した後には江の島などへ行楽する事が人気の行程とされていました。
この様子は古典落語「大山詣り」の中にも表されています。

●雨乞いの霊山・大山に鎮座する、大いなる山の神々

大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)は、相模の大山にある関東総鎮護の神社。
大山の中腹に下社・二重社、山頂に本社・前社・奥社、が鎮座しています。

大山は、雨が多いので雨降山(阿夫利山)といわれ、古代から雨乞いの霊山でした。
江戸時代には、大山参詣の大山講が関東各地に組織され、今も続いています。

●大山山頂・本社へは本格的な登山道

下社(標高700m)へは、大山ケーブルカーに乗って行けます。山頂・本社(標高1250m)へは、片道1時間半ほどの本格的な登山道なので、登山相応の格好で…!

 


大山阿夫利神社

2012年01月27日 | 大山阿夫利神社
大山阿夫利神社の神社創立は、今から2200余年以前の人皇第10代崇神天皇の御代であると伝えられています。
 大山は、またの名を「あふり山」という。あふりの名は、常に雲や霧を生じ、雨を降らすことからこの名が起こったといわれ、標高は、1251mで、関東平野にのぞんで突出している雄大な山容は、丹沢山塊東端の独立峰となっています。
 阿夫利神社は、古代からこのあたりに住む人達の心のよりどころとなり、国を護る山・神の山としてあがめられてきました。
 山野の幸をつかさどる水の神・山の神として、また、海上からは羅針盤をつとめる海洋の守り神、さらには、大漁の神として信仰をあつめると共に、庶民信仰の中心として、今日に及んでいます。
 山頂からは、祭りに使ったと考えられる縄文時代の土器片が多く出土していて、信仰の古さを物語っており、 仏教が伝来すると神仏習合の山となり、阿夫利神社は延喜式内社として、国幣(こくへい)の社となった。武家が政治をとるようになると、代々の将軍たちは、開運の神として武運長久を祈られました。
 引目祭・筒粥祭・雨乞い・納め太刀・節分祭・山開きなど、古い信仰と伝統に守られた神事や、神に捧げられる神楽舞・神事能・狂言などが、昔のままに伝承されており、全山が四季おりおり美しい緑や紅葉におおわれ、神の山にふさわしい風情で、山頂からの景色もすばらしく、多くの人達に親しまれ、常に参詣するひとが絶えません。



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